富山県教育委員会と県建設業協会は3日、県立高校における建設分野の教育推進や人材育成の連携協力に関する協定を締結した。
建設分野における学習、建設産業への就労支援などについて、連携・協力を強化するもの。県庁で開かれた締結式には、県から廣島伸一教育長、小杉健教育委員会理事、協会から大橋聡司会長、加藤昭悦専務理事らが出席。廣島教育長と大橋会長が協定書に署名し、取り交わした。
廣島教育長は、「文部科学省では2040年高等教育のグランドデザインに向け、アドバンスト・エッセンシャルワーカーの供給に力を入れている。県は新時代とやまハイスクール構想を策定し、実践ハイスクールもイメージして取り組みを進めていくほか、砺波工業高校で建設系コースを開設する。今後とも産業界と連携協力し、本県教育を充実させていきたい」とあいさつした。
大橋会長は、「建設業はエッセンシャルワークな業種。一方、担い手不足が極めて深刻な状況にあり、建設の魅力を若い人に知ってもらい、技術を学ぶ環境をつくることが喫緊の課題。今回の協定は、社会を担い、守っていく人材を育成する大きな一歩になる。高校生が建設の技術や使命、役割に触れ、その志を持つきっかけになることを期待し、協会としても実習や講義、現場見学など全面的に協力、支援していきたい」と述べた。