トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

滋賀産業新聞
2026/02/05

【滋賀】滋賀県 県立総合病院の小児新棟他整備

 滋賀県は、守山市守山5丁目における県立総合病院小児新棟・療育センター、県立守山養護学校の整備方針について、その見直し案を取りまとめ3日、県民との意見交換の場で示した。今後、県議会に説明したうえで、本年度中に内容を固め、新年度には基本設計に着手していきたい、としている。
 これまでの患者・家族などとの意見交換(昨年10月)等をもとに取りまとめられた、整備方針の見直し案の対象は▽小児専用病棟の配置▽小児新棟の機能▽療育センター・守山養護学校の整備―。
 小児専用病棟の配置方針の見直し内容は『小児回復期・慢性期病棟について、小児新棟完成後も本館に配置する』。従前の方針では、小児急性期病棟とともに2027年度(令和9年度)に総合病院本館9階を改修・移転した後に、小児新棟の完成後、新棟に再移転するとしていたが、見直し後の方針では、新棟完成後も総合病院本館への配置を継続するとした。改修後の滋賀県立総合病院9階小児病棟は72床。現在、内藤建築事務所(京都市左京区)で当該改修工事の設計中。
 小児新棟の機能の見直し内容は『(本館南側の駐車場に建設する)小児新棟については、従前の方針の通り、外来や地域(関係機関等)との連携などの機能を持たせるほか、患者・家族の利用満足度を高める機能を拡充する』。見直し後は、回復期・慢性期病棟を新棟完成後も本館に配置し、新棟の機能には小児専門の外来、障害者歯科、地域(関係機関等)との連携のための空間に加え、新たに、患者・家族の交流などのための多目的空間を整備するとした。その他、雨に濡れないなど、駐車場からの円滑な動線の確保や、リハビリテーションエリアの設置などの意見についても検討する。
 療育センター・守山養護学校の見直し内容は『(小児新棟東隣に移転新築するとしていた)療育センターと守山養護学校については、現地で必要な改修を行い、総合病院と連絡通路で接続することで、機能を維持・拡充する』。守山養護学校については、病棟の位置の変更に伴い、学校への通学路が複雑化するため、現地改修とする。療育センターについては、小児病棟の設計変更により施設全体を1階・平面に配置できなくなることから、現地改修とする。病院併設の強み・病院との連携体制を生かした事業継続、急変時の円滑な医療との連携を図る。
 既設の建築規模は、総合病院本館が延7万2607・7平方b、療育センターが延3542・77平方b、守山養護学校が延1452・31平方b。
 なお、見直し案における供用開始の時期については、小児病棟移転は変更なし(27年度〔令和9年度〕)。小児新棟・療育センター・守山養護学校は、見直し前の31年度(令和13年度)から、見直し後はそれぞれ前倒しとなる。

 整備スケジュール(想定)は次の通り。

▽小児病棟移転=27年度(令和9年度)改修工事(工期7ヵ月)、移転
▽小児新棟=26年度(令和8年度)基本設計/27年度(令和9年度)実施設計/28〜30年度(令和10〜12年度)建設工事・供用準備/30年度(令和12年度)供用開始
▽療育センター=28〜29年度(令和10〜11年度)供用開始で調整中
▽守山養護学校=26年度(令和8年度)基本・実施設計/27〜28年度(令和9〜10年度)改修工事/28年度(令和10年度)供用開始

提供:滋賀産業新聞