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建通新聞社
2026/02/05

【大阪】大阪広域水道企業団26年度予算案 建設改良費は343億円で約14%減

 大阪広域水道企業団は、2026年度当初予算案を明らかにした。水道用水供給事業、市町村域水道事業、工業用水道事業を合わせた予算総額は473億9405万円で、前年度当初比10・8%の減となる。このうち、建設改良費は同14・5%減の343億3108万円とした。
 水道用水供給事業の建設改良費には、232億8462万円を計上。府内全域で浄水池、水管橋の耐震化を実施する他、万博公園浄水施設の濃縮槽電気設備更新、龍泉・甘南備加圧ポンプ場でポンプ設備整備を行う。既設管路の耐震化では、大阪南部へ送水する5拡南部幹線で新たに3工区(堺市)の工事に着手する。事業費は約56億円で、26〜31年度にかけて実施する。
 また、村野浄水場西系浄水施設の更新や磯島取水場の更新、バックアップ機能の強化を図る河南連絡管の整備などを継続して進める。

■市町村域の改良費は53%減

 市町村域水道事業の建設改良費(負担金含む)には、前年度当初比53・3%減となる45億2607万円を計上。内訳は、▽岸和田―7億1537万円▽八尾―9億4529万円▽富田林―5億8332万円▽柏原―2億0239万円▽高石―2億3209万円▽藤井寺―2億4948万円▽泉南―2億1908万円▽四條畷―7190万円▽大阪狭山―8654万円▽阪南―1億05578万円▽豊能地域―3億6852万円▽忠岡―9222万円▽熊取―9666万円▽田尻―4691万円▽岬―8550万円▽太子―9071万円▽河南―4863万円▽千早赤坂―2億8581万円―をそれぞれ計上した。
 泉南水道事業で、六尾配水場のプラント設備更新工事に26〜28年度の債務負担行為として限度額5億9100万円を設定。八尾水道事業では、太田新町3丁目地区の配水管布設替工事に1億0600万円を計上、神立1丁目地区の排水管布設替工事には26〜27年度の債務負担行為として限度額1億3400万円を設定した。
 
■バイパス配水管整備に約82億円
 
 工業用水道事業の建設改良費は65億2038万円で、前年度当初比26%の増加となった。東南部地域に配水している主要幹線のバイパス配水管整備事業で、出戸〜東除の約3`の区間に着手する。同区間の事業費は約82億円。32年度の完成を目指す。

■25年度補正で前倒し計上

 国の補正予算への対応として、水道用水供給事業と市町村域水道事業で26年度に実施する事業の一部を25年度補正予算に前倒し計上した。建設改良費として、水道用水供給事業に20億7079万円、市町村域水道事業に133億8511万円を増額。工業用水道事業は、資本的収支の調整などにより5億9689万円を減額補正した。
 補正により、25年度の資本的支出の合計は682億5014万円となり、このうち建設改良費は509億03889万円となった。
 ※表は建通新聞電子版に掲載中

 提供:建通新聞社