金沢市は、2026年度当初予算案に金沢市民芸術村リニューアル事業費として5170万円を新規計上した。次代の文化の担い手が文化芸術に触れる機会を創出するため、新年度から基本構想に基づき、リニューアル基本設計に着手する。
市民芸術村(大和町1番1号)については、1923(大正12)〜27(昭和2)年に建てられた旧大和紡績金沢工場の倉庫群を利活用して整備された。96(平成8)年8月の開村から30年、建築当初から概ね100年が経過し、施設及び設備の老朽化が著しい状態だった。
リニューアル対象は▽PIT1=マルチ工房(旧第2、3倉庫/W造、外壁レンガ造+RC造平屋建て253・27平方メートル)▽同2=ドラマ工房(旧第4倉庫/S造、外壁RC造2階建て延べ842・27平方メートル)▽同3=オープンスペース(旧第5倉庫/W造一部RC造、外壁レンガ造2階建て延べ771・45平方メートル)▽同4=ミュージック工房(旧第6倉庫/W造一部RC造、外壁レンガ造平屋建て497・68平方メートル)▽同5=アート工房(旧第7倉庫/W造一部S造、外壁RC造2階建て延べ685・80平方メートル)▽カフェレストラン「れんが亭」(旧第1倉庫/W造、外壁RC造2階建て延べ317・90平方メートル)−など全10棟で、各施設の機能改善(配管及び機器等の更新、劣化腐食部分や照明・トイレ改修、空調、換気、防災、舞台設備更新ほか)にあわせ、新たな施設を既設PITとパフォーミングスクエアとの間に建設する。新施設の規模は延べ床面積約1700平方メートル(うち練習室面積約930平方メートル)を見込む。
なお、基本設計は26年度内に取りまとめる。