金沢市は、2026年度当初予算案に市立病院移転整備事業費1億3800万円を計上した。基本設計委託料に充て、同年度末までの完了を目指す。一方、新病院建設地(現「平和町公園」〈平和町2丁目164番〉)を取得するため、今年度最終補正予算案に7億円を盛り込んだ。
新たに建設する市立病院の構造は免震構造とし、構造耐力上、主要な部分の構造は基本設計の中で詰めていく。延べ床面積は約3万3700平方メートル(うち病院施設約2万7700平方メートル、地下駐車場約6600平方メートル)。病床数は現病院と同じ306床で、診療科目は内科、外科、産婦人科など現在担う計21診療科に加え、歯科口腔外科を追加する。
移転整備用地に充てる平和町公園(敷地面積9244・25平方メートル)は現時点で国有財産だが、これまでに市立病院敷地として時価での売り払いが決まり、3月中にも北陸財務局との間で土地売買契約が結ばれる。
整備スケジュールについては、設計、工事期間に各3年を見込み、基本設計完了後、27年度に実施設計を進め、28年度から建設工事に取り掛かる方針。総事業費は、概算で350〜440億円を想定している。
基本設計は金沢市立病院移転整備工事日建設計・五井建築研究所設計共同体が担当。