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日刊岩手建設工業新聞社
2026/02/12

【岩手】八幡平市の26年度当初予算案 一般会計は189億4900万円 GX産業団地整備へ基本構想・計画を策定

 八幡平市は10日、26年度当初予算案の概要を公表した。一般会計の総額は189億4900万円で、前年度当初から21億5200万円、増減率にして10・2%の減となった。大更駅前で整備が進む交流複合施設「8テラス」の建設工事費の減などが影響した。普通建設事業費は14億7075万6000円で、19億9125万6000円、57・5%の減。26年度の主な建設関連事業を見ると、新たな工業用地の選定に向けた基本構想・基本計画の策定や、西根・松尾地区統合中学校の基本計画策定などが計画されている。

 市では26年度の当初予算案について「第3次市総合計画に掲げる将来像『次世代に希望をつなぐ八幡平市』の実現を目指し、8テラスを核とした大更駅前のにぎわい創出などの主要施策のほか、子育て支援や豊かな地域資源を生かした産業振興などの各種施策に必要な予算措置を講じ、新たな10年に向けたまちづくりの第一歩として、より実効性の高い事業に取り組んでいく」としている。

 主な歳入を見ると、市税は34億5929万3000円で3・9%増、地方交付税は78億2000万円で0・9%増、国庫支出金は21億1056万7000円で7・0%減、市債は6億9800万円で69・1%減など。

 歳出を性質別で見ると、投資的経費の普通建設事業費は14億7075万6000円で、57・5%減。25年度に計上されていた8テラス建設工事や総合運動公園野球場グラウンド改修工事の減により、大幅に下回った。補助と単独の別で見ると、補助事業が10億4005万3000円で54・9%減、単独事業が4億3070万3000円で62・7%減。

 義務的経費では、人件費が29億5300万1000円で0・9%増、扶助費が27億8937万9000円で前年度並み、公債費は19億487万円で9・0%減。

 主な目的別歳出は、土木費が20億368万4000円で4・8%減、総務費が24億9434億7000万円で前年度並み、民生費が52億9668万2000円で4・3%増、公債費が19億453万6000円で9・0%減など。

 26年度の主な事業を見ると、企業誘致推進事業費(新産業用地基本計画調査業務委託料)に2295万7000円を計上。新たな工業用地の選定に向けた、インフラなども含めた基本構想・基本計画を策定する。地熱由来の地域新電力会社「はちまんたいジオパワー」から供給される電力を活用した、GX産業団地の計画策定を進めていく。

 統合中学校建設事業としては2510万2000円を盛り込んでおり、西根・松尾地区統合中学校基本計画の策定と既存中学校の耐力度調査に充てる。統合中学校の建設候補地については4カ所に絞り込んでおり、25年度は市が求める学校の規模や規模、造成や建築に係る費用と、各候補地との整合性や実現可能性などを調査して、より精度を高めることを目的とする適地選定を進めている。

 土木費では市道等整備事業に5億2119万3000円を計上。(仮称)八幡平スマートインターチェンジ関連の移転補償に向けた設計、新規事業箇所である沢口地区流雪溝の設計、安比線の設計組み直しなどを進めていく。今年度の実施路線はこのほか、山子沢線、堀切東線、森合線、鴨志田線、中台線、十二林線、永持1号線、椛沢線などが予定されている。

 土木費では市営住宅整備事業に1億193万7000円を計上し、町裏第三住宅や天王下住宅の改修、湯沢住宅の屋根外壁改修などを計画。教育費の関係では中学校管理事業に9761万1000円を盛り込み、安代中学校のトイレ改修を行う。民生費には保育所等整備事業費補助金2億5760万円を計上し、市立こども園の園舎建て替え工事に要する経費に対して補助する。

提供:日刊岩手建設工業新聞