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建通新聞社四国
2026/02/13

【香川】県 中部支援学校の校舎棟を27年度

 香川県は、香川中部支援学校=写真=の敷地内に新設する給食調理室と教室を一体化した校舎棟の建設工事について、早ければ2027年度にも発注する。現在、校舎棟と設備の実施設計を進めており、施設の概要と工事の発注時期、工期などを詰めている。
 施設の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ約3000平方bとしており、既存校舎をつなぐ渡り廊下などを整備する。
 新たな校舎は1階に給食調理室を設け、2階より上に普通教室、職員室などの特別教室を配置する。階数や建設する場所は、高さ制限や日影規制なども踏まえて決定する。
 高等部の校舎として使用する計画で、教室は1学級で最大8人が利用できる広さを見込む。設備面では、移動と給食の配膳用にエレベーターを設置する他、各階に多目的トイレを設置する方針だ。
 新たな給食調理室はドライシステムを採用する。香川中部支援学校は4月時点で、幼稚部・小学部・中学部・高等部の児童・生徒と教職員を合わせて1日当たり最大約500人が施設を利用している。将来的な利用人数を踏まえ、給食の調理機能を検討する。
 新校舎棟の完成に伴い、旧給食調理室を解体する。解体設計の委託と工事の発注時期は未定だ。規模は鉄筋コンクリート造平屋551平方b。
 校舎棟建築工事の実施設計は、基本設計に続いてアクア建築事務所(高松市)が担当している。設備工事の実施設計はエムイ設備計画(高松市)が担当する。いずれも納期は本年度末だが、繰り越しが認められた場合は26年度中にまとめる。
 所在地は高松市田村町784。
 中部支援学校での新校舎建設工事は、施設の老朽化に加え、特別支援学校に進学する児童・生徒の増加に対応するため実施する。25年5月の時点で、県内の特別支援学校9校に在学する生徒・児童の人数は1185人となっている。15年5月の段階では1095人だった。
 特別支援学校に関する施策として、県は26年度に学識経験者や学校経験者で構成される「今後の県立特別支援学校の在り方検討委員会」を設置する方針。 
 これまでの教育実践・成果を再考した上で、国の施策の方向性、他県の事例を検証する。特別支援学校の在り方や果たすべき役割や施策、施設整備について検討する考えだ。

提供:建通新聞社