京都市は、左京区岡崎の京都市勧業館(みやこめっせ)について、休館を伴う大規模改修事業を計画。令和8年度は現状分析や課題整理、改修手法や改修範囲等を検討し、基本計画の策定に取り組む。
京都最大級のイベント会場を有する京都市勧業館(RC造及びS造地下3階地上4階建、延3万8524u)は、平成8年の開館から30年が経過し、建物や設備の老朽化が進んできたことから、平成29年度に改修基本計画を策定し、機能維持・長寿命化に向けた改修を行ってきた。
そうした中、館内で全面的に使用している蛍光灯の製造・輸出入が令和9年末を期限に禁止されることや、利用者ニーズの多様化等により、現在の施設・設備の仕様では十分に対応できない状況が発生している。
他都市で同様の施設の整備が進む中、現状のままでは都市間競争力の低下が懸念されることから、施設を全面的に休館し、機能維持・長寿命化に加え、多様なニーズへの対応や、新京都戦略に掲げる政策の推進に向けた施設の機能向上も含めた大規模改修を行うことを決めた。
産業観光局は、令和8年度当初予算案に勧業館大規模改修事業6050万円を新規計上した。また、債務負担行為として勧業館空調設備改修工事に限度額3億0382万円(期間は令和8年度及び9年度)、勧業館高圧受変電設備改修工事費に6968万円(期間は令和8年度及び9年度)、勧業館便所改修工事費に3億1858万4000円(期間は令和8年度及び9年度)の計6億9208万4000円を設定した。
大規模改修のスケジュールは、令和8年度に基本計画を策定、9年度に基本設計、10年度に実施設計を行い、12年度以降に休館し、工事に入る予定。