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建設経済新聞社
2026/02/20

【京都】市バス「前乗り後降り」導入 バス停留所改修に14億円見込む

 京都市交通局は、市バスの「前乗り後降り方式」について令和10年度末の導入を見据え、8年度にバス停留所の改修工事に伴う調査等に着手する。
 松井孝治市長は1月29日の記者会見で、市バス車内の混雑対策の一環として「前乗り後降り方式」の導入を表明した。
 市バス全84系統のうち、調整運賃系統を除く、均一運賃系統62系統に導入する(うち観光特急バス(2系統)は導入済)。
 導入に伴い、バス停留所の改修、車両の改修を計画している。
 バスの乗車口(前扉)を乗客位置(点字ブロック)に合わせる必要があるため、現行より車体半分、停車位置が後ろになる。これにより、新たに降車口(中扉)となる場所に横断防止柵や植栽、縁石などがある場合、これらの撤去又は改修を行う。また、バス停留所によっては点字ブロックや標識柱の移設が必要となる場合も想定されるとしている。
 市バス停留所の全1642ヵ所のうち、均一運賃区間内にある停留所は1260ヵ所。このうち改修工事が必要な停留所は約550ヵ所を見込む。
 車両の改修では、車内外の出入口表示、放送装置などの機器改修を行う。
 スケジュールによると、令和8年度にバス停留所の改修工事に伴う現地調査、測量・設計に着手、9〜10年度にバス停留所の改修工事に向けた実施設計、車両の改修を行い、10年度にバス停留所の改修工事を進め、10年度末の導入を目指す。
 概算事業費は約20億円で、バス停留所改修費用約14億円、車両改修費用約6億円を見込む。
 令和8年度に行う測量・設計の中で実施内容を精査し、総事業費を確定する。
 令和8年度当初予算案には1億8000万円を計上(うち9000万円を宿泊税充当)。