栗東市は、25日に開会の市議会3月定例会に、一般会計323億9400万円(対前年度比4・4%増)、特別会計を合わせた総額496億5900万円(同5・3%増)の2026年度(令和8年度)当初予算案を提出する。一般会計における性質別歳出の普通建設事業費は42億6973万5千円で、前年度と比較すると19・2%の伸びになる。議会の会期は3月24日までの予定。
財政健全化に向けた取り組みを維持しながらも、物価高の影響等による経費の増加に対応しながら、子育て支援をはじめとした国の施策や社会経済情勢の変化等に伴い必要なもの、市民生活の安全安心につながるものを重点化。また、「第六次栗東市総合計画後期基本計画」や「栗東市デジタル田園都市総合戦略(第3期栗東市総合戦略)」を踏まえ、地域資源やまちの魅力・特性をさらに活かしつつ進める観点から、建設事業を含めて予算計上している。
まちづくりの基本政策に盛り込まれた主な事業をみると、『経済活動が活発で、多様な就労環境があるまちへ』では▽東部開発推進事業(10億8339万6千円)=新たな産業拠点の形成に向け、必要となる道路等の基盤整備を進めており、26年度は、東部六地蔵東西線(2工区)の用地買収・道路整備工事を実施する▽栗東ホースパーク整備事業(6億1261万4千円)=市の全国的なイメージを担う馬を資源として活用しながら、市内外の人々が多様な交流や日常的な憩いを楽しめる場として、栗東ホースパーク整備事業を進めており、26年度は、公募等設置指針策定支援業務、用地買収、調整池等整備工事を実施する―。
『自己肯定感が高く、笑顔にあふれた子どもを育むまちへ』では▽保育所管理運営経費(29億4100万3千円)=26年度は、幼保連携型認定こども園を1園開園(法人)や、治田学区における保育所老朽化に伴う新たな認定こども園の誘致に向けた準備を行う▽学童保育所管理運営経費(5億9671万8千円)=26年度は、治田学区における新たな学童保育所の開設に向けた改修工事を実施する▽教育施設改修等事業(5億1278万9千円)=幼稚園、小中学校の施設改修や修繕、大規模改造工事等を実施し、子どもたちの教育環境の整備を行う。26年度は、市内3中学校体育館等への空調設備整備工事、葉山小学校大規模改造工事等や、市内9小学校体育館への空調設備整備工事設計委託業務を実施する―。
『多様性を認め合い、快適で安全に暮らし続けられるまちへ』では▽市道新設改良事業(7億1133万8千円)=歩行者や自転車などが安全・安心に利用できる道路整備やネットワークを構築する幹線道路整備の実施、また、老朽化が進んでいる幹線道路等の道路施設(舗装・橋梁・道路付属物)について、修繕計画に基づき維持補修工事を実施しており、26年度は、出庭林線道路整備事業、小柿苅原線歩道整備事業等を実施する▽都市計画道路整備事業(2億0997万9千円)=都市的な機能・環境に配慮しながら、広域的な都市計画道路の整備を進めており、26年度は、都市計画道路大門野尻線(JRアンダー部)の整備を実施する▽都市計画推進経費(1833万2千円)=26年度は、都市計画マスタープランおよび栗東駅周辺まちづくり基本方針の見直し業務を実施するほか、大津湖南都市計画区域区分の定期見直しに係る基礎的条件を整理する▽環境センター施設整備事業(849万8千円)=環境センター施設整備について、基幹的設備改良工事による延命化に取り組む。26年度は、基幹的設備改良工事事業者を選定する―。
提供:滋賀産業新聞