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建通新聞社四国
2026/02/20

【徳島】鳴門市当初予算案 投資的経費が2倍の101億

 鳴門市は、2026年度一般会計当初予算案を公表した。投資的経費は101億8421万円となり前年度と比べほぼ2倍。この中には事業者を選定済みの文化会館耐震改修・26年度分42億3890万円(大林組・井上建設・亀井組特定JV)、(仮称)大麻町総合防災センター整備等推進・26年度分7億9242万円(福井組・井上建設・歩デザインJV)などがある。また、鳴門駅周辺整備で基本計画策定、新スポーツ施設整備で事前の地質調査などを行うための関連事業費を盛り込んでいる。
 鳴門駅周辺整備費には3097万円を充て、、26年度に基本計画策定、官民連携体制構築、社会実験と各種調査を行う。策定中の鳴門市まちなか未来ビジョンに基づき、整備方針などを整理した基本計画を策定、まちなかでの社会実験なども実施する。
 トリプルRプラス事業には前年度当初より1億1600万円多い予算2億5900万円を充てる。設計や工事予算を倍増する形で、道路舗装修繕計画に基づく舗装補修、道路舗装担当者会議に基づく舗装補修、緊急を要する舗装補修と土木工事を実施する。
 新スポーツ施設整備事業には2130万円を確保し、建設予定地の地盤の状態、地層情報などを詳しく把握する調査などを進める。他に衛生センターグラウンド利用環境改善には8690万円を投じて、同グラウンド内に屋根付き観客席とトイレ、防災倉庫を整備する。平時は少年野球などの利用、災害時は一時避難者が利用する施設とする。体操場や勤労者体育センターに移動エアコン(スポットクーラー)を試験導入する予算541万円も配分する。
 サイクルツーリズムを中心とした地域活性化事業には3138万円を投入する。内訳は大鳴門橋自転車道周遊ルート整備1705万円(県と連携)、サイクルツーリズム推進費883万円で、サイクリストの受け入れ環境整備などを行う。学校照明器具改修事業(LED化)には国補前倒し3月補正含め3億2400万円を確保。市内全ての幼小中校の照明をLEDに改修する。
 避難所QOL確保事業に2億0789万円を配分する。能登半島地震の被災地の状況を踏まえ整えるもので、このうち停電時を想定したガスヒートポンプ式空調設備(空調、電気、発電))には1億6330万円を充てる。この他に地震自動解錠鍵ボックス、防災井戸、マンホールトイレなども整備する。
 この他、土木関係では、板東保育所西線(道路)に8134万円、排水機場・樋門関係に9億1314万円、橋梁長寿命化に3億0550万円、公園管理に1億3456万円などを配分する。営繕関係では、市営住宅維持管理に6994万円、市営住宅改善に990万円を確保している。
 一般会計当初予算案の総額は374億5000万円。前年度比8・1%増と、過去最大だった前年をさらに更新。予算案は2月18日開会の本会議(3月17日閉会予定)に上程する。

提供:建通新聞社