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日刊岩手建設工業新聞社
2026/02/21

【岩手】二戸市の26年度当初予算案 一般会計は165億2000万円 槇木米内線改良など推進

 二戸市は20日、26年度当初予算案の概要を発表した。一般会計の総額は165億2000万円で、前年度当初比(以下同)1億円の減、率にして0・6%減となった。普通建設事業費は8億6438万4000円で22・6%減。26年度の主な事業として、市道槇木米内線の改良などを行う道路新設改良舗装事業に1億7758万3000円、新幹線二戸駅周辺地区土地区画整理事業に8億7593万4000円などを計上した。

 五日市王市長は、同日の記者会見の中で、「市長就任後、初の予算編成となる。保護者が安心して子育てできる環境を整備し、子どもが健やかに成長できるまちづくりを推進したい。金田一温泉の開湯400年を記念し、伝統と文化、温泉地の魅力を市内外に広く発信していく」と述べた。

 一般会計の主な歳入を見ると、自主財源の市税は31億5915万3000円で1・0%減。主な依存財源の地方交付税は64億6000万円で4・0%増、国庫支出金は20億4963万7000円で1・3%増、県支出金は11億9685万円で0・2%増、市債は6億380万円で15・0%減となっている。

 性質別歳出の普通建設事業費は、8億6438万4000円で22・6%減。主に九戸城跡環境整備事業費や御返地防災センター外構工事費などの減が影響した。内訳は、補助事業費が5億6993万2000円で16・0%減、単独事業費が2億9445万2000円で32・9%減となった。

 主な目的別歳出は、総務費が21億5970万9000円で8・8%減、農林水産業費が6億2560万1000円で1・8%減、土木費が16億5349万9000円で2・3%減、教育費が18億1446万7000円で7・4%増など。

 26年度の主要事業は142件(新規3件、拡充5件)からなり、うち重点事業は105件。新規では、金田一温泉開湯400年祭応援事業に179万円などを盛り込んだ。

 主な建設事業として、道路新設改良舗装事業には1億7758万3000円を計上し、市道の計画的な整備や橋梁の補修などを推進する。26年度は槇木米内線や舘ケ久保線の道路改良をはじめ、福岡高校線や白山線、上町下川原線、役場線の通学路整備などの交通安全対策を進める。橋梁の定期点検や長寿命化計画の見直し、袖川橋、石渡橋、下斗米橋の補修なども計画している。道路維持事業には1億7024万6000円を盛り込み、市道の維持管理や側溝補修を実施する。

 新幹線二戸駅周辺地区土地区画整理事業には8億7593万4000円を計上した。26年度は主に二戸駅南側、石切所小学校付近において、区画整理工事を進めていく計画。公営住宅管理事業には5014万3000円を計上し、計画的な改修を実施する。

 給食センター管理運営事業には7090万円を計上し、安全・安心な学校給食の提供に向けた環境整備の一環として、給湯設備などを更新する。

 史跡九戸城跡環境整備事業には6452万5000円を計上し、第2次整備計画に基づき、二の丸大手地区の整備を実施する。史跡九戸城跡土地買上事業には2326万7000円を盛り込み、史跡保存を目的として対象となる土地の買い上げを実施する。

 大平球場リフレッシュ事業には2500万円を計上し、同球場のグラウンドやスタンドベンチなどを改修する。文化会館リフレッシュ事業には3170万2000円を計上し、文化会館の空調設備などを改修する。

 浄水施設改良事業には1億2997万6000円を計上し、浄水場のろ過池の改修や市内の老朽管の更新などを行う。漏水調査事業には552万2000円を計上。人工衛星を活用した漏水調査を実施し、水道施設の老朽化対策などを図っていく。

 下水道整備事業には1億6550万円を計上。金田一沖地区の管路の整備や、浄化センターの機械設備の更新などを計画している。浄化槽設置整備事業には1299万6000円を盛り込み、合併処理浄化槽の設置を進めていく。

 一般会計、全特別会計の総額は213億9279万円で0・5%増となった。


提供:日刊岩手建設工業新聞