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建設経済新聞社
2026/02/25

【京都】地下鉄四条駅大規模リニューアルへ構想 駅機能と商業機能の再整備検討

 京都市交通局は、市営地下鉄四条駅の全体リニューアルに関する基本構想を策定する。
 交通局は、運賃収入以外の収入を確保する重要な付帯事業「駅ナカビジネス」を平成19年度から本格的に開始。駅ナカ商業施設「コトチカ」の整備をはじめ、ワゴン販売や自動販売機の増設、イベントスペースの利用促進など小規模スペースの有効活用による増収に取り組んでいる。
 平成22年10月に開業した四条駅北改札付近のコトチカ四条は、開業から15年以上経過していることから、施設の老朽化や利用ニーズの変化への対応が求められており、更なる増収を目指し、抜本的な刷新が必要となっている。
 また駅施設についても、昭和56年の開業から45年経過し、全体的に老朽化が進行。加えて、更なるバリアフリー化への対応や駅務室の職場環境の改善など、更なる利便性・快適性の向上を図っていく必要がある。更に現在活用されなくなった旧証明書発行コーナーの有効活用についても検討する必要がある。
 大規模リニューアルにあたっては、現在進めているバリアフリー化やトイレのアップグレードの取組を踏まえつつ、駅ナカ商業施設の拡充や配置の最適化など、駅機能及び商業機能を対象とした抜本的な再構築等の可能性を検討する。
 令和8年度当初予算案に四条駅における大規模リニューアルに向けた基本構想の策定として3311万円を計上するとともに、債務負担行為に限度額1265万円を設定した。期間は令和9年度。
 具体的には、構造・動線・設備などの課題や制約条件を整理するとともに、概算費用・工期等を踏まえ、費用対効果の観点も併せて駅機能再整備案の検討を行う。あわせて、市場調査・テナントヒアリング・収益試算・費用対効果の検証等を通じ、商業機能の再整備案について検討を行う。
 令和8年度に駅機能再整備案及び商業機能の再整備案の検討を行い、9年度に基本構想を策定する。