建通新聞社は2月19日、静岡県内の建築・土木系学科の高校生を対象とした「第54回静岡県立工業高校卒業建築設計優秀作品」と「第24回静岡県立工業高校土木製図優秀作品」の表彰式を静岡市内で開いた。各校が推薦した生徒29人が表彰式に出席し、記念品を受け取った。
建通新聞社の片方賢也社長は式の冒頭で「3年間の学業の成果が出た作品。積み重ねてきた努力の証しだ」とたたえ、「これから技術は進化し、社会は変化し続ける。変化を恐れず、柔軟な発想と確かな技術で建設の未来を切り開いていくのは皆さんの若い力だ」とあいさつした。
表彰式には、静岡県財務部の稲垣勝美参事と静岡県交通基盤部技術調査課の増田慎一郎課長、静岡県教育委員会高校教育課の山口亮祐教育主幹、静岡県建設業協会の石野好彦専務理事、静岡県建築士事務所協会の金丸智昭会長が来賓として参加した。
稲垣参事は「高校生活で学習した成果が作品に思う存分発揮されている。若い力で建築のさらなる可能性を切り開いてほしい」と話した。
増田課長は「作品図面を見て、CADで描いたのかと思うほど美しく仕上がっており、感動した。将来の日本を担う若者の力を頼もしく感じた」、山口教育主幹は「どの作品も、地域の課題を解決しようとする感性と妥協しない情熱が伝わった。これから、静岡そして日本の未来を形作る誇りを持って、自己研さんに励んでほしい」と伝えた。
金丸会長は自らの学生時代の卒業設計を振り返りつつ、「1年間、思いと苦労と悩み、いろいろと経験しながら、持てる知識と技術、先生の指導を詰めて出来上がった作品。魅力的で楽しく見た」と述べながら「卒業後、次のステージに進んでも、建築は常に勉強」とエールを送った。
石野専務理事は「人々が暮らすうえで、なくてはならない安全安心を守り利便性を創り出すのが土木の技術。ぜひ今回培った技術を生かしてほしい」と語りかけた。
受賞者は次の通り(敬称略)。
【卒業設計優秀作品】
▽伊豆総合高校―山田要、安藤幸哉、河上由奈
▽沼津工業高校―伊藤璃音、ルビオン シャメイラ、上村明
▽科学技術高校―安倍日南、杉山元士、藤田空
▽島田工業高校―河原崎令那、浅井優太、小澤希空
▽天竜高校―松下燿大、村松拓真、袴田基晴
▽浜松工業高校―増田ゆずな、吉村美柚、永吉璃帆
【土木製図優秀作品】
▽沼津工業高校―飯塚元紀、大庭寛道
▽科学技術高校―小泉杏、佐野喬梧、鈴木大雅
▽島田工業高校―浅井妃南、大石芽衣、川凱
▽浜松工業高校―井口太翔、佐藤滉大、嶋田和翔
(提供:褐囃ハ新聞社)