宮津市は、令和8年度から新し尿等投入施設建設工事の第1期に着手する。
し尿及び浄化槽汚泥について、京都府流域下水道宮津湾浄化センター(宮津市獅子)へ希釈投入を計画しているもので、新し尿処理施設の建設地は府流域下水道宮津湾浄化センターの隣接地《=概要図参照》。
これまでの主な経緯と見通しをまとめると、▽昭和39年−し尿処理施設竣工(昭和50年増改築)▽令和3年7月−整備候補地の建設同意及び土質調査同意について地元(獅子自治会)と協議▽令和3年8月−土質調査について地元から同意を得る▽令和4年9月−施設建設について地元から同意を得る▽令和5年10月−施設整備に向けた都市計画及び下水道事業計画の変更▽令和5年−新し尿処理施設整備に係る詳細設計委託(令和5年10月〜令和6年9月)、現し尿処理施設の一部機能移設に係る詳細設計委託(令和5年12月〜令和6年7月)▽令和6年−現し尿処理施設の一部機能移設工事契約(令和6年12月〜令和8年11月)▽令和8年11月−現し尿処理施設の一部機能移設工事完成(予定)。
事業は日本下水道事業団(JS)との協定に基づき実施する。JS発注の新し尿処理施設の設計はNJSが担当。宮津市発注の現し尿処理施設の一部機能移設工事は池田電気が担当。
宮津市は、令和8年度当初予算案に新し尿処理施設の整備(し尿処理施設管理運営事業、新し尿処理施設整備事業)として5億0798万3000円を新規計上、加えて債務負担行為で限度額6億6000万円を設定した(期間は令和8〜10年度)。
新し尿処理施設整備に向けた現し尿処理施設の一部機能移設に1億3798万3000円を充てるとともに、新し尿等投入施設建設工事(第1期)に3億7000万円を充当する。
第1期の主な工事内容は、土木工事(既存施設の一部撤去、新施設に係る基礎工等)・建築工事(一部)。工期は令和8年9月〜11年3月を見込む。総事業費は10億3000万円で内訳は令和8年度当初予算案3億7000万円+債務負担行為6億6000万円。
令和10年度からは第2期として建築・電気・機械設備を12年度にかけて実施、約17億円を投入する。12年度から新し尿処理施設の施設供用を開始するとともに、第3期として整地・場内整備等を14年度にかけて実施、約3億3000万円を投入する計画。