県は、国指定重要文化財・天鏡閣(猪苗代町翁沢地内)の保存修理工事実施に向け、基本設計を2026年度から2カ年で行う。年度明け早期にも業務の委託手続きを開始したい考えで、方法等は検討中。28年度の着工を目指している。
当初予算案に事業費を計上したほか、限度額789万4000円の27年度分債務負担行為を設定した。
対象は1908年築の本館(W造2階建て延べ965.73u)、別館(同延べ204.45u)と表門。老朽化に伴う改修で、耐震性能も向上させる。現在、構造調査を含む耐震診断業務(2023〜25年度)を文化財建造物保存技術協会に委託して進めている。
1982年に修復工事を行っているが、築後110年以上経過していることや、東日本大震災などの影響もあり、改修が必要と判断した。改修に当たっては国の補助金を活用する考え。
(提供:福島建設工業新聞社)