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建通新聞社四国
2026/03/03

【香川】県警 琴平警察署建替は27年度着工目指す

 香川県警察本部は、琴平警察署の建て替え事業を実施する。2026年度の当初予算案には総額4077万円を計上しており、主に新施設の基本設計をまとめる。順調なら、27年度に実施設計、28〜29年度に建設工事を行い、30年度の供用開始を目指す。
 30年度の開設に向けて、26年度は新施設の基本設計と地質調査の他、既存施設の解体設計が行なわれる見込みだ。27年度は、新施設の実施設計を作成する。駐車場にプレハブの仮庁舎を設置する他、既存施設の解体工事も見込まれている。また、敷地内にある待機宿舎も解体の方向だが、具体的なスケジュールは検討中だ。
 琴平警察署の建て替えについて、県警察本部では三つのコンセプトを掲げており、これらを基に設計で新施設の規模や性能を詰める。
 警察機能の強化の項目では、犯罪の被害者保護用の部屋を設ける他、署内のセキュリティ強化を図る考え。防災機能の維持・強化として、災害対策室の設置、非常用発電機、保管庫の設置を検討する。
 住民サービスの向上に関しては、バリアフリー化、子連れでの来署に対応できる待機室や授乳室の配置が挙がっている。また、琴平町周辺の観光客の増加に伴い、案内板に外国語の表記も取り入れる考え。
 現在の琴平警察署は1965年3月に完成した。施設の老朽化に加えて、警察業務の多様化に伴う狭隘(きょうあい)化が課題となっている。既存施設の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ834平方b。敷地面積は官舎などを含めて4754平方b。
 県警察本部では、琴平警察署の建て替えを通して、地元住民にとってより安心・安全な生活の確保を目標としている。増加する国内外からの旅行者にとっても、道案内などで利用しやすい警察署を目指して事業を進めていく方針だ。

提供:建通新聞社