徳島県は2026年度一般会計当初予算案で、宮平トンネルの新設に向けた29年度までの継続費43億円を計上した。つるぎ町貞光の国道438号宮平バイパスで、延長810bのトンネルを建設する。北側の坑口を東丸井付近に、南側の坑口を木綿麻温泉の西側に架設済みの端山中央橋の北側に設ける。当初予算成立と現地調査などを経て、26年度に発注する。県は県議会本会議で秋の入札手続き実施方針を述べている。
貞光川沿いで緊急輸送道路ネットワークの強化につながるバイパス道路を新設する。概要はトンネル延長810b、断面は車道2車線で3・25b×2、路側は0・75b×2、他に観察路を設ける。国道438号宮平バイパスの事業評価結果は、便益効果が全体で1・4の評価を得ている。
継続費の内訳は26年度3億円、27年度13億円、28年度14億円、29年度13億円となっている。事業効果として緊急輸送道路以外に、救急医療へのアクセス向上、大気汚染や温暖化防止、災害に強い道路ネットワーク、地域内の安全な通行確保、観光など地域経済の活性化を挙げている。
トンネル詳細設計は四国建設コンサルタント(徳島市)、一部水文調査はニタコンサルタント(徳島市)が担当した。
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建通新聞社