再整備を検討している県庁舎について大野元裕知事は、年度内に予定していた、新庁舎の建設位置の決定時期を延期する方針を示した。2月26日に行われた2月定例県議会の代表質問で、田村琢実県議会議員の質問に対し大野知事が答えたもの。
田村県議は「公平な比較資料を再作成した上で、懇話会および県民に対して再度意見を伺う必要がある」とし、本年度内の決定に固執せず、時間をかけて丁寧なプロセスを踏むことを求めた。
これに対し大野知事は、「新たに整備する県庁舎は今後、長期間にわたり利用するため、慎重にも慎重を期して検討する必要がある」と答えたうえで「委員から要請のあった資料を追加し、それに基づき懇話会でしっかりと御議論をいただくためには、相応の準備期間を要する」と話すと「本年度中としていた決定時期は延期をさせていただきたい」と考えを示した。
県ではこれまで、県庁の機能や、働き方・執務スペース、再整備位置などについて検討を進めてきた。また、1月30日に開催した「第3回埼玉県県庁舎再整備懇談会」では、新庁舎の規模や再整備の位置、概算事業費、スケジュールなどの検討状況が示され、現在地で着工する2ケースと、浦和美園にある県有地での敷地利用するケースの合わせて3ケースの比較評価の状況なども報告された。
提供:埼玉建設新聞