秋田地域振興局農村整備課は、6年度から事業着手している高野三郡野地区(秋田市雄和・大仙市協和小種)の農地中間管理機構関連ほ場整備に関し、区画整理15.6haと揚水機ポンプ設備製作・据付を17日に開札する。区画整理は6.7ha(予定価格1億2,553万円)と8.9ha(同1億3,439万円)の2件で発注。ポンプ(同1億7,868万円)は淀川からの揚水に対応する水中ポンプ2台と、国道341号沿いに設置するポンプ2台(電気設備含む)の計4台を設置する。
区画整理に先立ち、地割測量18.8haと井戸事前調査1カ所も同日に開札。地区内に生活井戸が設置されていることから、工事前に湧水量や水質を把握し、施工に伴う影響を確認する。
全体計画は、秋田市と大仙市の郡境に広がる51.2haを対象に区画整理を行い暗渠排水を整備するほか、老朽化が進む高野揚水機、三郡野揚水機、三人共同揚水機の3施設を1カ所に統合するもの。揚水機の統合では、淀川から取水するための水中ポンプを2台設置し、揚水した水をさらに引き揚げるため、淀川付近の国道341号にも2台のポンプを整備。効率的な水管理体制を確保するため再編する。
総事業費は約22億6,700万円、事業期間は11年度までを予定。区画整理の残整備は約37.9ha、暗渠排水の残整備は約51.2haとなっている。
8年度は、今回区画整理を発注する15.6haの暗渠排水実施設計や、残る区画整理22.3haの実施設計を進めるほか、既設揚水機場・ポンプの撤去を予定している。
さらに9年度以降は、区画整理区域外にある南側高台の水田に送水するため、上野第2ため池(西側)の付近に高台揚水機を新設し、送水管も布設する。新設に伴い既設ポンプは撤去する。
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秋田建設工業新聞社