県土整備部建築住宅課は、簡易公募型プロポーザル方式で実施する県立南昌みらい高等学校体育館新築工事設計業務について、4日付で手続き開始を公告した。参加表明書の提出は16日正午まで。5者に程度に絞り込んだ上で、4月7日午後5時までに技術提案書の提出を求める。提出書類やヒアリングなどを総合的に審査した上で、4月下旬までに最優秀者を特定したい考えだ。
プロポーザルへの参加は、単体企業または2者による共同企業体。単体企業の主な参加資格は、@一級建築士事務所の登録を受けている者A県の入札参加資格者名簿の建築関係建設コンサルタント業務に登録され、意匠を申請業務としている者で、県内に本店を有することB一級建築士が2人以上在籍することーなど。共同企業体の場合は、単体企業の@とAに加え、代表企業については一級建築士が2人以上在籍すること、代表者以外の構成員については一級建築士および二級建築士が2人以上在籍し、うち一級建築士が1人以上であることーなどとなっている。そのほか設計実績や技術者の配置についても条件が設けられている。
今回の業務の履行期間は2027年3月15日まで。参考業務規模は、6800万円程度(税込み)を想定している。BIM活用にかかるEIR(発注者情報要件)の適用業務となっている。
参加表明書の提出は16日正午まで。参加表明書の審査により、技術提案書の提出者として5者程度に絞り込む方針だ。技術提案書の提出期限は4月7日午後5時までとなっている。技術提案を求めるテーマとしては▽機能的で利用しやすい体育館▽環境にやさしい施設▽経済性に優れた施設ーを掲げている。
県土整備部建築住宅課総括課長を委員長とする設計者選定委員会では、技術提案書等やヒアリングの内容を総合的に判断して、4月下旬ごろまでに最優秀者1者を特定する。その後、最優秀者と協議に入り、5月中旬ごろまでに契約を締結したいとしている。
同施設は、矢巾町大字南矢幅第9地割1番1の県立南昌みらい高校敷地内に建設される。陸上トラックとホッケー場の間に建設される予定となっている。
建物の延べ床面積の上限を2161平方bとしており、既存校舎と渡り廊下で結ばれる。体育館内部には、ハンドボールコート(公式サイズ)1面が確保できるアリーナのほか、器具庫やボクシング場、トレーニング室、ボルダリング場、トイレ、更衣室などが設けられる。
計画条件をみると、階数は原則として平屋建てとし、構造計画に当たっては機能性やコストパフォーマンスへの配慮が求められている。環境負荷の低減や屋内環境の快適化を図るため、ZEB Ready相当以上の水準を確保。屋上には太陽光発電設備を設置し、各居室には空調設備を導入する。木材利用の観点から、内装の木質化を図りたいとしている。
現時点での予定工事費は約14億円(税込み)が見込まれている。
県は、26年度に基本・実施設計や地質調査を実施し、27〜28年度の2カ年で建設工事を進める方針だ。
今回のプロポーザルに際し、希望者を対象に計画敷地の見学が行われる。日時は12日午前11時から1時間。希望者は11日までに県建築住宅課に見学申込書を提出すること。
提供:
日刊岩手建設工業新聞