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滋賀産業新聞
2026/03/05

【滋賀】近江八幡市 八幡西中学校の長寿命化改修

 近江八幡市教育委員会は、現在『1期工事』を進めている「八幡西中学校長寿命化改修工事」について、新年度より『2期工事』に着手する考えだ。2期工事の予算見込額は60億9900万円。市の本年度3月補正予算案に事業前倒し分(国の補正予算対応)を計上するとともに、新年度当初予算案に事業費および債務負担行為(2027〜30年度〔令和9〜12年度〕)を盛り込んでいる。
 1982年度(昭和57年度)に設置された市立八幡西中学校(近江八幡市古川町50〔敷地面積5万3881・06平方b〕)の施設規模はRC造一部S造3階建、延1万1180・76平方b。建築面積6920・32平方b(10平方b以下の付属棟は含まない)。
 目標耐用年数を建設後80年間とする近江八幡市学校施設長寿命化計画に基づき、竣工後40年を経過する八幡西中学校の校舎・屋内運動場(体育館)・格技場を今後30年以上使用することを前提として事業に取り組む。
 2023年度(令和5年度)に綜企画設計京都支店(京都市下京区)で行った耐力度調査にて校舎建物の健全性が確認されたことから、構造体の劣化対策やライフラインの更新など、建物の耐久性を高め、省エネルギー化や多様な学習環境、学習形態による活動が可能となる環境の提供など、現代の教育動向や社会的要請に応じた施設の長寿命化を図る。
 主な工事内容は、校舎棟コンクリートの中性化対策・鉄筋の腐食対策、体育館・格技場鉄骨の腐食対策、ライフライン(水道、電気、ガス等)の更新、トイレ改修、断熱、複層ガラス等の省エネルギー対策、敷地周囲のフェンス更新、防犯カメラの設置、体育館への空調機設置、エレベーター設置ほか。
 昨年11月に着手した1期工事は秋村組(近江八幡市)が施工。インフラ先行工事、プール解体を8月までの工期で進める。
 続く今回の2期工事は今秋頃に着手の見通し。概ねのスケジュールは▽26〜27年度(令和8〜9年度)=特別教室棟・管理棟の改修、特別教室棟の外構工事▽28〜29年度(令和10〜11年度)=普通教室棟の改修、エレベーター設置▽30年度(令和12年度)=体育館・格技場の改修、体育館・グラウンド外構工事―。30年(令和12年)9月末の完成を目指す。
 設計業務(24〜25年度〔令和6〜7年度〕)は、込山建築設計事務所(近江八幡市)。
 長寿命化改修工事に伴う仮設校舎賃貸借業務(25〜30年度〔令和7〜12年度〕)は、オリエントハウス滋賀支店(大津市)。6月までに仮設校舎設置、27年度(令和9年度)に仮設自転車庫設置、30年度(令和12年度)に仮設校舎解体の予定。

提供:滋賀産業新聞