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北陸工業新聞社
2026/03/05

【富山】31工場に合格証を交付/今年度の品質管理監査で/県生コン工組

 富山県生コンクリート工業組合(濱田一夫理事長)は3日、富山市の富山流通会館で、2025年度「経営者技術講演会および品質管理監査合格証交付式」を開催した。交付式では、品質管理監査で「適合」の判定を受けた31工場の代表者に合格証を手渡した。
 この日は各生コン工場の経営者と品質管理責任者、富山県生コンクリート品質管理監査会議の委員ら約70人が出席。
 冒頭、濱田理事長があいさつし、「生コン業界を取り巻く環境は、需要面ではここ数年、毎年工業組合発足以来の過去最低の出荷量を更新し、大変厳しい状況。今年度は何とか前年度並みに留まっている」と説明するとともに、「経営面では不安定な世界情勢、原材料や燃料の高騰、労務費をはじめとする固定費の値上げなど、大変厳しい経営を強いられているのが実態」と述べた。
 また、「私どもが製造している生コンは、建設産業にはなくてはならない基礎資材。品質第一、コンプライアンス第一、安全第一で安定供給に努め、地域社会に貢献していく使命がある。本日の交付式で全工場が合格証をいただけることは、日ごろの品質第一への努力の賜物。引き続き、業務への邁進をお願いしたい」と話した。
 続いて、経営者技術講演会が開かれ、富山県生コンクリート品質管理監査会議の議長である伊藤始富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科教授が、「自治体における橋梁の維持管理の効率化・高度化に向けて」を演題に講演した。
 その後、25年度の富山県功労表彰(産業経済部門)を受賞した、小原紀久雄県生コンクリート工業組合副理事長を紹介。小原氏が感謝の言葉と今後の抱負を述べた。
 一方、品質管理監査合格証交付式では、監査統括責任者の才田祥功氏が、25年度における品質管理監査事業の概要を説明し、「不適合と判定された工場はなく、減点がない工場は昨年度より1工場増えて23工場。全工場の合計減点数は10点で、JISとチェックリスト改正の影響により、昨年度の24点から大幅に減った。内訳は減点2が2工場、減点1が6工場」と報告。さらに、「引き続き、この監査制度を通じて、生コンの品質管理と安定供給にさらなる努力を重ね、安心して使用していただける生コンを提供していかなければならない」と語った。
 続いて、監査に合格した31工場を代表し、となみ協立生コンの才田祥功氏に、伊藤議長が合格証を授与。最後に同監査会議副議長の花岡大伸金沢工業大学工学部環境土木工学科准教授が閉会のあいさつを述べた。

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