京都市教育委員会は、伏見区の横大路小学校と納所小学校を統合し、洛水中学校と合わせた施設一体型の小中一貫教育校の創設を計画。増築棟は北棟・南棟を合わせて延7300u程度を想定する。
横大路・納所の地域・PTAの各代表者で組織する洛水中学校区小中一貫教育校創設準備会は、令和6年10月に「令和13年度をメドに横大路小学校と納所小学校を統合し、洛水中学校と合わせた施設一体型の小中一貫教育校の創設を求める要望書」を京都市教育長へ提出。
これを踏まえ、伏見区洛水中学校区の2小学校(横大路小、納所小)と洛水中を一体化した施設一体型小中一貫教育校を洛水中敷地に計画。既存校舎棟の一部を活かしつつ、新たな校舎棟を増築することで、必要な機能・諸室の確保や教育環境の充実を図る。
これまでに公募型簡易プロポーザルの「洛水中学校区小中一貫教育校施設整備事業に係る基本計画策定業務委託」について、デロイトトーマツPRS(東京都千代田)を受託候補者に選定し、進めた。
都市計画局は4日、「洛水中学校区小中一貫教育校施設整備工事設計業務委託ただし、建築及び設備工事基本設計・実施設計業務委託」について、公募型プロポーザルで公告した。
令和7年度に作成した基本計画に基づき、@洛水中学校区小中一貫教育校における校舎棟増築及び既存校舎棟改修工事の基本設計及び実施設計、A洛水中学校におけるプール及び格技場ほか解体撤去工事及びB洛水中学校区小中一貫教育校整備における設備先行切り回し及び既存校舎棟先行改修の実施設計を行うもの。
設計の履行期間は令和10年6月30日まで。
プロポの主な参加資格は、▽建築士法第23条に規定する一級建築士事務所の登録を行っている建築士事務所であること▽京都市の一般競争入札有資格者名簿(京都市競争入札参加有資格者名簿(測量・設計等)における登録種目が建築設計であるもの)に登録されている単独企業であること。JVの場合は▽代表者は、京都市の一般競争入札有資格者名簿(京都市競争入札参加有資格者名簿(測量・設計等)における登録種目が建築設計であるもの)に登録されている単独企業であること▽構成員は、京都市の一般競争入札有資格者名簿(京都市競争入札参加有資格者名簿(測量・設計等)における登録種目が建築設計又は設備設計であるもの)に登録されている単独企業であること等の要件を全て満たすこと等。
参加表明書、技術提案書(技術様式1から技術様式6まで)の提出は4月15日まで、参加資格確認結果の通知は4月17日、第一次審査(書面審査)は4月23日、第一次審査結果の通知(技術提案の要請)は4月28日、技術提案書(技術様式7及び技術様式8)の提出は5月13日、第二次審査(ヒアリング審査)は5月22日、受託候補者選定結果の通知は5月27日を予定。
校舎の増築棟は、北棟がRC造3階建、延3000u程度(図書室、昇降口、交流ホール、教室等)、南棟がRC造3階建、延4300u程度(給食室、特別教室、アリーナ等)で合計延7300u程度。
改修する既存校舎棟は、教室棟がRC造3階建、延3607・30u、管理棟・屋内体操場がSRC造2階建、延1939・08u。改修建物については、小中一貫教育校として必要な諸室等の再配置を行う。
解体建物は▽格技場SRC造平屋建、454・81u▽渡り廊下RC造平屋建、121・03u▽受水槽RC造平屋建、31・16u▽プロパン庫CB造平屋建、25・96u▽プール、プール便所、更衣室及び機械室CB造平屋建、65・28u▽ゴミ置場S造平屋建、5・70u▽部室棟S造平屋建、18・00u▽体育倉庫S造平屋建、28・00u▽温室S造平屋建、3・10u▽電気室S造平屋建、1・00u▽倉庫(4棟)S造平屋建、計16・60u。
整備スケジュールによると、令和8年度〜9年度に設計を進め、9年度〜10年度に設備先行切り回し及び既存校舎棟先行改修工事とともに、プール及び格技場ほか解体撤去工事を実施。10年度〜12年度に校舎棟増築及び既存校舎棟改修工事を進め、13年4月の開校を目指す。
計画地の洛水中学校(伏見区横大路龍ケ池31)は敷地面積が2万6373u(伏見西部第四地区土地区画整理事業の施行中で区画整理事業後は約2万1464u)。用途地域は第一種住居地域(建ぺい率60%、容積率200%)、高度地区は20m第二種高度地区。