甲良町は5日、町議会3月定例会を開会し、一般会計41億7500万円、特別会計(4会計)21億8938万8千円、公営企業会計(2会計)9億3030万6千円からなる総額72億9469万4千円の令和8年度(2026年度)当初予算案などを上程した。会期は23日まで。
一般会計の対前年度当初比は3・9%(1億6832万9千円)の減、特別会計は同4・9%(1億0230万1千円)の増、公営企業会計は同0・6%(600万3千円)の増となり、総額は同0・8%(6002万5千円)の減。
一般会計の投資的経費(普通建設事業費)は、新年度に防災機能等を含む新庁舎整備に係る基本構想・基本計画作成業務などを見込んでいるものの、道路工事費の縮減や消防車両の更新・防災行政無線の更新の完了等により、1億0435万7千円(42・5%)減の1億4138万4千円となっている。
2026年度当初予算は、予算編成方針で示した5つの方針と、@災害に強いまちづくりA人口減少・少子高齢化対策B基幹産業である農業・建設業への実情に応じた支援CDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進―の4つの重点事項を優先し、その他の事業に関しても、必要な分野に限られた財源を重点的かつ効果的に配分して編成。
今後も複雑化・高度化する行政課題に対応するために、限られた財源の中で施策の優先順位を明確にし、選択と集中を徹底するとともに、持続可能となる行財政運営の健全化に取り組み、より一層効率的で効果的な行政の推進に尽力してしていくとしている。
甲良町の2026年度当初予算案の主な重点事業は次の通り。(▼印は新規事業)
【総務課】
▼防犯対策事業=88万円(防犯カメラ設置促進補助)
▼(仮称)甲良町防災センター(新庁舎)整備基本構想・基本計画策定支援業務=1985万5千円
▼災害時用公衆電話設置事業=28万2千円
【企画監理課】
▼ふるさと応援プロジェクト事業=402万7千円
▽電子計算管理事業(自治体情報システム標準化対応業務)=2923万3千円(委託料)
【住民人権課】
▽一般廃棄物処理事業=5727万3千円
【産業課】
▽甲良町イベント事業委託=400万円
▽観光協会地域イベント補助金=550万円
▽観光振興事業費補助金=168万9千円
【建設水道課】
▽地籍調査事業=1687万3千円(国道8号バイパス予定地の地籍調査ほか)
▽社会資本整備交付金事業(道路関係防災・安全)=2255万円(工事費1650万円、委託料605万円)
▽住宅対策事業(宅地用地確保事業)=3494万3千円(委託料3482万9千円他)
【教育総務課】
▽甲良中学校建具等修繕=443万3千円
【社会教育課】
▽遺跡発掘調査事業(尼子西遺跡)=64万円
提供:滋賀産業新聞