さいたま市は大宮警察署跡地への公園整備に向けて、2026年度を公民連携の導入可能性調査期間に充てる。Park−PFIなど民間活力を生かした整備を視野に入れており、事業の実現性について民間事業者から意見を集約する機会を設ける考え。事業手法を固めた上で、用地取得や設計・施工の時期を調整する見通しだ。
東部鉄道北大宮駅から西側へ約100mの敷地(約7000)で公園を整備する計画。こどもや子育て世代の目線に立った公園を設ける方針としており、これまでワークショップなどを通じて需要の調査を進めていた。
24年度に地域住民へ意向調査を行った際は、公園に求める機能として▽ボール遊び▽水遊び▽日陰・休憩施設▽遊具▽花火などのイベント――などの意見が挙がった。
その後、25年9月には整備予定地で社会実験を実施。子どもが遊べるプレーパークや仮設遊具、キッチンカーなどを導入することで公園を整備した際の一例を示した。会場には2日間で計794人が参加している。
当日はアンケート形式で意見を募集しており、プレーパークや遊具で何が人気を集めたか調査した。担当者によれば、夏場の開催という点もあって水遊びを行える場や水が出る遊具が人気だったという。また「回転するインクルーシブ遊具を挙げる意見も多かった」としている。
こうした意見を踏まえて本年度は基本計画をまとめる。ある程度の方向性を示した後、地域住民との意見交換などに活用していく。計画検討支援業務はエイト日本技術開発北関東支店(さいたま市、рO48−693−8001)が手掛ける。
26年度は公民連携の可能性を具体化させる。25年1月にもサウンディング調査を実施したが、来年度の調査では事業の実現性をより精査する見通し。現段階ではどの時点で事業手法を決定するかまでは決まっていない。
順調に進んだ場合は27〜29年度を設計・施工の期間に充てるイメージだが、用地取得について県警側と調整する必要があるため、実際の工程は事業手法も踏まえて調整していく。
提供:埼玉建設新聞