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日本工業経済新聞社(埼玉)
2026/03/10

【埼玉】蕨市、市立病院再整備の基本設計案を公表

 蕨市は市立病院建て替えの基本設計案を明らかにした。現在の市立病院を錦町3−3−41に移転整備する計画となっており、施設内の機能配置や整備方針を設計案で打ち出す。総事業費は設計・監理に約3億2000万円、建設工事に約87億円を想定。2026年度内に実施設計をまとめ、29年度内の開院を目指す。
 西公民館・松原会館の跡地(約4900)を建設地とする計画。新病院棟(S+CFT造5階建て、建築面積2450、延べ床面積9020、病床数120床)を南西側に配置し、病院等の北・南側にそれぞれ駐輪場を配置。さらに北側に駐車場(55台)や設備棟を設ける計画だ。
 メイン玄関は東側に、職員玄関を西側に配置して導線を分ける。南側方向には救急玄関、感染玄関を設置する見通し。
 機能配置は▽1階=外来・救急・放射線・検査・医事▽2階=検診機能と一部の外来・透析・薬剤・栄養・管理▽3階=産科・婦人科病棟と分娩・手術▽4階=一般病棟とリハビリ▽5階=地域包括ケア病床も備えた一般病棟――とする。
 施設外観は市の歴史や景観と調和したデザインを採り入れる。免震構造や床の嵩上げによる浸水対策、インフラ途絶に備えた予備機能の確保など災害対策にも注力。施設内は利用者が快適に過ごせるよう開放的な空間を確保し、バリアフリー化も配慮する方針だ。
 基本設計案に関する意見は21日まで募る。また、西公民館集会室で7日、文化ホールくるる多目的ホールでは18日に基本設計案に関する説明会を開く予定としている。
 設計業務については、内藤建築事務所東京事務所(中央区、03−3528−6345)が担当している。

提供:埼玉建設新聞