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日本工業経済新聞社(埼玉)
2026/03/11

【埼玉】熊谷市 市民体育館改築のサウンディング結果示す

 熊谷市は、老朽化した現市民体育館の建て替えや、西側に隣接する荒川公園を一体で再整備する荒川公園周辺再整備計画について、基本計画策定に係るサウンディング調査の結果を公表した。体育館の施設配置や観客席数の規模への意見などが挙げられたほか、事業への参画意欲については「参加を検討したい」が8者、「条件が整えば参加したい」は12者となった。
 調査は再整備基本計画を策定するに当たり、民間事業者等の柔軟な発想や幅広い意見・アイディア等を整備計画に反映することで、より実現性の高い基本計画をとりまとめるとともに、来年度に実施予定の民間活力導入可能性調査において検討すべき課題等を把握することを目的として実施した。
 体育館の施設配置では、「メインアリーナとサブアリーナを分棟とした場合、興行と市民利用を両立しやすいが、メイン・サブアリーナの一体利用はしづらくなる。その他、整備・運営コストの増加や、道路の乱横断等が課題」といったものや「メイン・サブアリーナを一棟にまとめた場合、利用者動線は分かりやすい」などの意見があった。
 また、観客席数の規模への主な意見としては、「アマチュアレベルの全国大会までであれば、3000〜4000席あれば足りるのでは」「プロ・興行利用を視野に入れる場合には4000席以上が望ましい」といった内容だった。
 さらに、新たな公園施設に関しては「休憩場所や日陰、カフェなど滞在性を上げるもの」「大型遊具や屋内遊び場など子ども連れ・家族向けの遊び場」などが、荒川緑地との連携に関しては「体育館へのランナー・サイクリスト向け更衣室・シャワー設備の設置」「スポーツ体験・環境イベント・フードイベントの共同開催」「トイレ・休憩所などの荒川緑地利用者への開放」といったアイデアが出された。
 今後、市では、調査において得られた意見を踏まえながら、再整備基本計画の作成を進めていく。
 なお、調査への参加者数は設計5者、建設9者、維持管理5者、運営2者、事業統括3者の24者となっている。

提供:埼玉建設新聞