トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2026/03/10

【香川】県 26年度の幹線道路NW整備で予備設計等

 香川県は、2026年度の当初予算案に幹線道路ネットワーク整備推進事業費として1億円を盛り込んだ。26年度には、中讃地域でミッシングリンク解消に向けた道路予備設計、三木綾川線バイパスの道路予備設計の他、高松市と坂出市の市街地での渋滞対策検討業務を実施する。各事業は本年度も関連する業務を進めており、結果を基に26年度の業務内容を確定する。
 中讃地域で進める道路予備設計について、高松自動車道の善通寺インターチェンジの北側を通る国道11号とさぬき浜街道を南北につなぐ幹線道路の整備を目指す。本年度は「(幹線道路ネットワーク整備推進事業)中讃地区道路計画検討業務委託」を中央コンサルタンツ(高松市)が担当中だ。
 業務では、地区内で都市計画決定しており、部分開通済みの堀江丸亀線(多度津町)と金倉南北線(丸亀市)との整合性を図りつつ、交通量の推計などを基に施工性・経済性のある道路計画を複数案作成している。
 三木綾川線の新設に向けた予備設計に関して、26年度は国道193号と県道三木綾川線の川東下交差点の東側を対象に行なう。本年度は同交差点の西側で予備設計をまとめている。
 現在の県道三木綾川線は片側1車線で、全幅員は車道部分が約7〜8b。歩道部分は約2bで、場所によって片側のみの設置となっている。バイパス新設を前提に予備設計を進めるが、既存道路の一部を拡幅する手法も併せて検討する。
 整備に伴い、主要渋滞箇所が集中する三木国分寺線と混雑度の高い三木綾川線の渋滞を緩和し、高松市と綾川町、三木町間の移動の円滑化を目指す。25年度の「高松市南部地域幹線道路 道路予備設計業務委託」は五星(三豊市)が担当している。
 高松市と坂出市での渋滞対策業務は、混雑区間や主要渋滞箇所の解消に向けて、都市計画道路の整備や交差点改良の検討を実施する。本年度は、「(幹線道路ネットワーク整備推進事業)高松市及び坂出市内渋滞対策検討業務委託」を大日本ダイヤコンサルタント(高松市)が担当中だ。
 同業務での検討対象箇所は、高松市内の北側は沿岸部、南側は県道三木国分寺線周辺。坂出市内は北側がJR坂出駅や沿岸部、南側は国道11号付近。
 業務では、民間プローブデータを用いて交通状況を整理する。同データは、走行する車の通信ネットワークを用いて位置や速度の情報を取得する手法で、車載のETC2・0を活用。車の流れや混雑箇所を正確に把握し、課題に対して、バイパス整備や交差点改良、道路の拡幅や右折レーン設置など効果的な解決方法を検討した。

提供:建通新聞社