任期満了に伴う金沢市長選は8日投開票され、いずれも無所属で、現職の村山卓氏(53)が11万8174票を獲得し、自民を離党した前石川県議の田中敬人氏(55)ら新人3人を大差で破り、再選を果たした。
村山氏は、自民県連金沢支部、立憲民主県連、公明金沢総支部、連合石川の推薦を取り付け、市長に就任してからの4年間の実績や、金沢を新たな高みへと飛躍させるとして市政の継続を訴え、支持を広げた。投票率は48・59%で、前回の55・95%を下回った。
2回目の当選を決めた村山さんは市内の選挙事務所で支援者らを前に「このような形で圧倒的な支持を頂き、市民の皆様に御礼を申し上げたい」と感謝の言葉を述べ、「20年、30年先の金沢をつくっていくための大事な、大事な4年間。市政をどんどん前に進め、さらに世界から憧れられるような都市を築いていく」と決意を語った。
市が策定した『未来共創計画』は2年間の前進期を終え、新年度から4年間の充実期に移る。村山さんは「まいた種を育てていくための大事な4年間。しっかりと前に駒を進め、新たな課題に対しても金沢らしく解決したい」と話し、「特にまちなかの再生や、子育て施策の充実、金沢らしい文化芸術の振興の3つについては、しっかりと取り組む」と強調した。
なお、新任期は13日から4年間となる。
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むらやま・たかし 東京都出身。慶應義塾大学総合政策学部卒。自治省(現総務省)に入省し、川崎市財政部長、香川大学大学院地域マネジメント研究科教授、防衛省防衛政策局日米防衛協力課企画官などを歴任。2019(令和元)年4月から22年2月まで金沢市副市長を務め、同年3月の市長選に出馬し、初当選した。昭和町在住。