神奈川県は、無電柱化推進計画の改定案を取りまとめ、2030年度までの5年間で国道1号など延長約31・5`の事業を推進することを示した。このうち国道129号など延長5・9`、11カ所は新たに事業着手する。現行計画に定めている「防災」「安全・円滑な交通確保」「景観形成」の三つの観点は継承しながら、新たに県と市町村が連携して整備できる箇所、富士山の眺めが良くなる箇所などの要素も踏まえて事業区間を選定した。
国道1号の箱根町湯本(延長0・2`)、国道129号の平塚市大神(1・1`)など延長計31・5`、26路線52カ所で事業を進める。新規で着手する箇所としては国道129号の厚木市山際(0・1`)、国道134号の葉山町堀内(0・2`)など延長5・9`、10路線11カ所を選定した。計画期間内に延長3・5`、7路線7カ所の事業完了を目指す。
新たに県との連携が可能な区間、富士山が見えるなど観光資源としての活用につながる区間といった要素も踏まえた上で、「防災」「安全・円滑な交通確保」「景観形成」の三つの観点から特に重要な区間を優先する。無電柱化の取り組みを市町村の道路にも広げるため、25年5月には「無電柱化プロジェクト〜富士山の見えるみち、災害に強いみち〜」を始動。県と市町村で構成する「神奈川県無電柱化推進会議」を設置し、県道と市町村道を一体的に無電柱化できる箇所や、富士山の眺めが良くなる箇所を洗い出した。
新規事業箇所は次の通り(@箇所A延長B市町村との一体的な整備)。
▽国道129号―@厚木市山際A0・15B厚木市道(仮称)北部地区公園外周道路
▽国道134号―@葉山町堀内A0・25B葉山町道311号線、牛ケ谷戸根山線
▽県道42号(藤沢座間厚木)―@綾瀬市早川城山A0・78
▽県道44号(伊勢原藤沢)―@伊勢原市田中A0・14B伊勢原市道315号線
▽県道65号(厚木愛川津久井)―@厚木市山際A0・24B厚木市道(仮称)北部地区公園外周道路
▽県道75号(湯河原箱根仙石原)―@湯河原町宮上A0・75
▽県道78号(御殿場大井)―@南足柄市竹松A0・55
▽県道304号(腰越大船)―@鎌倉市笛田A0・33B鎌倉市道村岡・深沢地区土地区画整理事業
▽県道410号(湘南台大神伊勢原)―@藤沢市遠藤A1・9
▽県道410号(湘南台大神伊勢原)―@平塚市大神A0・5
▽県道606号(明石下落合)―@伊勢原市下落合A0・27
提供:建通新聞社