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福島建設工業新聞社
2026/03/12

【福島】F-REI本部施設2棟、新年度に着工段階

 福島国際研究教育機構(F−REI)の施設群整備は、先行する本部施設棟(本部棟、本部機能支援棟1)の実施設計が近く完了し、2026年度に着工する見込みとなった。復興庁は両施設の供用開始目標を28年度に設定。残りの施設も30年度までの順次供用を目指し、可能な限り前倒しさせる方針を示しており、期間内に総延べ面積10万u(設計発注時点)を超える建物群の建築工事が急ピッチで進められる見通しだ。
 F−REI施設群は、浪江町川添地区の約16.9haに@本部棟(管理・運営機能)A本部機能支援棟1B同2C講堂・ホール棟D研究実験棟E短期宿泊棟F固有実験施設Gエネルギーセンター棟−などを建設する。事業主体の復興庁が建物整備関連業務を東北地方整備局に支出委任、敷地整備関連を都市再生機構に委託しており、敷地については昨年4月に造成工事に本格着手している。
 施設群は、固有実験施設以外の設計を日建設計・日本設計・パシフィックコンサルタンツ設計共同体が担当しており、本部施設棟は今月13日、その他施設は27年2月26日納期で実施設計が進められている。固有実験施設の設計は今年度、山下設計・日本工営都市空間設計共同体に委託。基本設計中で、実施設計完了は27年12月17日の予定。
 管理・運営機能を担う本部施設棟は、本部棟がRC+S造4階建て延べ8000u、本部機能支援棟1がRC+S+W造2階建て延べ4400u。コスト縮減等を考慮しながら実施設計の内容を詰めており、設計完了後、工事の発注準備が進められる見込み。26年度営繕計画書によると、2棟の建設にかかる全体計画額(26〜28年度)は工事費を含め162億7854万円が見込まれている。
 このほかの施設規模(設計発注時点)は講堂・ホール施設約5200u、短期宿泊施設約7800u、研究実験施設約4万3500u、固有実験施設約2万9000u(放射線科学・創薬医療実験棟、超精密分析等実験棟、遺伝子組換実験棟等)。基本計画に盛り込まれていた図書・情報施設(約4700u)は機能を本部機能支援棟(1、2)に振り分ける。中央監視施設、廃棄物処理施設、受変電施設などは計約6600u。
(提供:福島建設工業新聞社)