福井県建築士会の青年部会が主催する「けんちく×まち(地域)」トークセッションが2月28日開かれ、まちの賑わいに果たす建築の役割を考えあった。会場は、坂井市の丸岡城のまちコミュニティセンター。
青年部会が昨年から始めた地域実践活動の一環で、初回の「山と街のこれからを考えるシンポジウム」に続く第2弾。今回は、コミュニティの場づくりと言うキーワードを基に、まち(地域)にフォーカスした企画とした。丸岡城マチヨリマーケットを中心とした丸岡城の周辺整備計画や、その活動を題材とする設計者と地域の方を交えたトークセッションを展開。
トークセッションの1部と2部を通し、城小屋マルコの改修から、丸岡城周辺整備計画の策定まで。また丸岡城観光情報センター「丸岡城マチヨリマーケット」計画も、振り返った。
吉村氏は「拠点を作り、イベントだけではない、誰もが立ち寄れる場。全国各お城の自慢話をしてもらう場づくり」を目指した。松江氏は「美味しいコーヒーが飲め、空き家の活用も促したかった」などと、当初に抱いた想いを披露。丸山氏は「ふわっとした(未確定な)段階から参画できてよかった。空き家活用が大切と吉村さんから提案され、隣の家も改修した」と明かした。田中氏は「歴史的な背景を大切にしながら短期5年、中期15年、長期30年の絵を描くことができた」と協力に感謝。富沢氏は「白山信仰(田中氏発見)は愛着には欠かせず。マチヨリの存在感のない薄い屋根は越前織の感じを。地元の施工力(竹野建設)の高さは頼りとなり、凄いと思った」などと率直に話した。
参加者は講演を踏まえ、現場見学に出掛けた。丸岡城マチヨリマーケットや城小屋マルコ、そば処丸岡城御門庵(城小屋マルコ隣り)を自分の目で確かめている。
登壇者(左から)
PTPの吉村恵理子氏
城小屋マルコ店主の松江輝雄氏
TITの富沢真二郎氏
TITの田中大朗氏
HYAKKAの丸山晴之氏