トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

秋田建設工業新聞社
2026/03/18

【秋田】秋田市の仁井田浄水場整備で継続費3.6億円/送水管6月以降、太陽光8月以降に公告


 秋田市上下水道局仁井田浄水場建設室は、仁井田浄水場等整備事業に関し、8年度当初予算で継続費3億6,000万円(8年度2億3,000万円、9年度1億3,000万円)を設定。送水管布設(DIPφ400・L430m)を6月または7月、太陽光発電設備設置を8月または9月頃に公告する。送水管は、雄物川から浄水場に導水した水を豊岩浄水場で処理した後、送水ポンプから場外の豊岩配水池に送水するもの。太陽光発電は最大公称出力107kW以上のものを設置する。

 全体計画は、老朽化した仁井田浄水場(仁井田字新中島221−2)を全面更新するもので、計画一日最大給水量は65,300㎥。能力に余力のある雄物川対岸の豊岩浄水場(豊岩豊巻字上野164)を改造してフル活用し、35,800㎥/日を処理することで、新仁井田浄水場はダウンサイジングする。

 今回、継続費を設定した工事のうち、送水管(設計:遠藤設計事務所)は送水ポンプから豊岩配水池に送水するもの。現在、豊岩には仁井田浄水場でつくった水を送水しているが、仁井田がダウンサイジングするため、その分を豊岩でカバーする。太陽光発電設備(設計:甲設計事務所)は107kW以上のものを設置し、発電した電力は売電・蓄電せず自家消費する予定。

 新浄水場の建設と豊岩浄水場・取水場の改良は、DB方式(デザイン・ビルド方式)で鹿島・水ingエンジニアリング・日本電機興業・日水コングループが受注し進めている。当初は令和10年3月の稼働を予定していたが、現場での地下水出水や地下埋設物への対応、週休2日制導入による労働環境の変化などに伴い稼働開始時期が遅れることとなった。市議会2月定例会では、2月補正予算案で物価変動に対応した継続費の増額と、継続費期間・年割額を変更。今月16日には、工期を令和11年3月9日に変更する契約を結んでいる。

 また、別途発注工事として、仁井田浄水場に水を引き込むための導水施設および取水施設新築を戸田・加賀屋建設工事JVで施工しており、本体と同様に2月補正で継続費年割額などを変更。工期は令和9年3月26日に変更している。なお、山建開発の施工で進めていた豊岩浄水場の粉末活性炭棟新築は完了している。

 9年度から10年度にかけては、車庫棟・資機材倉庫棟(S1F:車庫棟210u、資機材倉庫棟220u)を敷地内の新管理棟北側に建設するほか、場内整備及び付帯施設整備として敷地内への場内道路新設、歩車道境界ブロックの設置による浄水施設と場内道路の区分、駐車場アスファルト舗装、区画線・車止め設置、正門付近を融雪するロードヒーティングの整備などを予定。

 このほか、古川に雨水を排水するための自由勾配側溝設置、第三者の侵入を防止するフェンス(H2.5m)や門扉の新設、場内照明・赤外線センサーなどの設置も予定。「秋田市宅地開発技術指針」に基づき、緑地も整備する予定。

 11年度以降は既存浄水場の取水・導水施設撤去、既存処理施設等の撤去を計画している。

提供:秋田建設工業新聞社