白山市は、IRいしかわ鉄道加賀笠間駅について新年度、駅東西を連絡する自由通路の整備に着手する。当初予算案に6億5178万2000円を計上するとともに、2027年度の債務負担行為として限度額9億5000万円を設定。合わせて16億178万2000円を投入する。
自由通路本体の整備工事については、IRいしかわ鉄道に委託する方針で、建設工事に関する協定を締結後、同社が発注する形となる。
計画によると、笠間町地内にある同駅舎の改札口を通らずに跨線橋で東西をスムーズに行き来できる自由通路を整備し、地域住民らの安全性・利便性向上を図る。延長は28メートル(線路上のみ)、幅員は3メートル、面積は460平方メートル(エレベーターホールなどを含む)。27年度までの2カ年で工事を進める。基本・実施設計はジェイアール西日本コンサルタンツが担当。
現在、大型クレーンの作業場所となる工事ヤード確保のため、既存駐輪場を解体し、近接地で仮設駐輪場を整備するほか、既存スロープ解体や仮設通路設置など駅東西で準備工事を鋭意進めている。
同駅については、北陸新幹線の高架橋工事に伴い、18年に東口駅舎を移設。東口駅舎にはスロープや多機能トイレが設置され、利便性が向上した。一方、西口ではパーク・アンド・ライド駐車場が供用している。