坂井市が整備を進めていた屋内児童遊戯施設「さかいキッズパーク」が完成し、20日午前に竣工記念式典が執り行われた。市幹部や市議会議員、施工関係者のほか、石田嵩人知事や坂井市エキサイト大使を務める高橋愛さんらが参加する中、遊びながら坂井市を感じる新施設の完成を盛大に祝った。
同施設は、坂井町上新庄地係の坂井屋内スポーツセンターを、子ども達が天候に左右されることなく安心・安全に遊ぶことができるよう、全天候型子どもの遊び場へと改修したもの。
コンセプトは「坂井市でわくわく・どきどき」。大型遊具やアスレチックを備え、子どもたちが思いきり体を動かしながら、坂井市の自然や文化を感じられる空間となっている。
坂井市と同様に西側から、日本海をモチーフとしたボールプールエリアの「ぐるぐるうみ」、坂井平野をモチーフとし、床面にウレタンマットを敷いた、ハイハイ時期から安心して遊ばせることができる「はいはいへいや」、竹田山をモチーフとした高階層のネット遊具エリア「あみあみやま」を配置。
このほか、障がいの有無にとらわれず利用できるよう、インクルーシブ遊具や砂場を整備。また、ベビールームには個室型の授乳室など子育て世代の利便性なども考慮した設備を準備している。
式典では池田禎孝市長が「坂井市をトータルでデザインしている。多くの方々に長く愛される施設となってほしい」とあいさつ。
来賓の石田知事は「この施設での遊びを通じて、子どもたちが地元である坂井市への郷土愛を育んでもらえれば」と期待を寄せた。このほか、佐藤寛治市議会議長、滝波博文参議院議員、今洋祐衆議院議員がそれぞれ祝辞を述べた。
その後、設計者および工事事業者の紹介、施設愛称が採択された高椋小学校3年生の水野碧人さんへの記念品贈呈に続き、テープカットが行われた。
式典後、参加者向けの内覧会も開催。午後から正式オープンし、多くの親子連れで賑わった。
施設の規模はS一部W造2階建て延べ2078・56平方メートル。総工費は約6億7000万円。
施工は建築を豊島工務店・伊藤工務店特定JV、電気設備を上野電機・北電機商会特定JV、機械設備を三和商会・小向設備工業特定JVがそれぞれ担当した。設計は走坂建築設計事務所。