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建通新聞社四国
2026/03/24

【高知】四国地整 長浜川河口部に水門新設へ

 国土交通省四国地方整備局は、学識者による高知港海岸の地震津波対策技術検討会を開き、新規着手する長浜工区の水門部と取付護岸部の基本断面案、浦戸工区と御畳瀬工区の基本断面案についての意見をまとめた。長浜工区では長浜川の河口付近にローラーゲート式の水門を新設する考えで、今後検討を進める。
 現時点での案では、水門の幅は40b程度で、両側に高さ約8bのゲートを設ける。3カ所の門柱の上部には操作室を置き、ゲートを巻き上げるための機械を設置する。構造はプレキャストコンクリートと現場打ちコンクリートの両案で比較しており、現在日本工営が進めている基本設計の中でまとめ、3月末までに決定する方針。
 今後は4月21日入札の「高知港海岸実施設計」の中で、実施設計や施工方法の検討を進め、規模を確定させる。
 浦戸工区と御畳瀬工区では、胸壁部に矢板を打設する。現段階で想定している矢板の高さは浦戸が5・2b(コンクリート込みで5・5b)、御畳瀬が4・7b(同5・0b)。今後両工区とも実施設計の中で規模を具体化させる。
 高知港海岸では、南海トラフ地震発生時に津波の被害を軽減させるための三重防護整備が進められている。16年度に事業化し、国と県で施工区間を分け、難易度の高い工区を国が担当する。

提供:建通新聞社