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建設経済新聞社
2026/03/25

【京都】洛北中学校の新校舎増築工事 仮設設置し令和9年5月上旬着工

 京都市教育委員会は、洛北中学校新校舎増築工事について、令和9年5月上旬に着工し、11年3月末の完成を目指す。
 これまでに明らかになっている内容をまとめると、洛北中学校(左京区岩倉忠在地町823)において、生徒数の増加等で必要教室等の不足が見込まれることから、新校舎棟(管理棟)の増築を計画。増築により普通教室は25室から29室に増設する。
 現在のテニスコート部分に新校舎棟を増築した上で、武道場を解体し跡地にテニスコートを整備する。
 新校舎の完成後、仮設校舎の解体は令和11年4月頃から5月頃まで、武道場解体は11年6月頃から10月頃まで、テニスコート整備は11年11月頃から12年3月頃までを予定。
 建築物の計画概要によると、RC造一部S造4階建、延1706・95u(建築面積678・16u)。
 増築する新校舎棟はRC造一部S造4階建、延1630・59u(建築面積603・61u)で高さは14・90m。新校舎棟と北校舎を接続する渡り廊下棟はS造3階建、延76・36u(建築面積38・18u)で高さは10・8m。本館棟南側に設置する給食搬入路上家はS造平屋建、36・37uで高さは4・5m。
 新校舎棟は1階に昇降口、図書室等、2階に職員室、校長室、事務室、男子職員更衣室、女子職員更衣室、職員男子便所、職員女子便所、印刷室等、3階に多目的ホール、男子便所、女子便所、車いす便所、室外機置場等、4階に男子便所、女子便所等を配置する。
 新校舎棟にはエレベーター(20人乗り、かご内法1300×2300)を設置しバリアフリー動線を確保する。現在2ヵ所に分かれている職員室は、新校舎棟2階に配置し、職員共用エリアを集約する。新校舎棟には昇降口を新設し、既存校舎を含めて、完全二足制とする。
 岩倉盆地の風致景観にふさわしい形態・意匠を目指す。屋根・外壁等は風致基準を遵守することに努め、色彩および素材に配慮する。屋根は勾配屋根又は勾配屋根に見えるようなものとする。
 図書室を現状よりも拡大(現状の約1万7000冊から2万冊以上)、開放的な図書室として整備する。
 解体する武道場の代替となるよう多目的ホールを整備、多用途での利用に対応できるよう天井高さを確保する。
 トイレの増設も図り、本館のトイレ不足の解消も図る。
 新校舎棟は「ZEB Ready相当」とし、屋根には太陽光パネルを設置、高効率タイプの照明や空調機器の採用、Low−e複層ガラスの採用を行う。
 このほか、正門及び西門、花壇の整備、桜の植樹を実施。また正門付近の壁面後退をすることで、生徒の登下校時の安全確保を図る。
 敷地西側は、現況のグリーンベルトを可能な限り残し、新たなテニスコート前の通り沿いに新たに樹木を配置する。
 設計者三宅建築事務所(京都市左京区)。