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建設経済新聞社
2026/03/27

【京都】「TAIZAプロジェクト」起工式 大滝工務店の施工で4月着手

 鰍qEVIVE及び鞄本の窓(代表取締役ルガシ・アブラハム氏、京都市右京区)は25日、「TAIZAプロジェクト」起工式を改修対象の中健織物工場跡(京丹後市丹後町間人1500−2)で開催。4月から改装工事に着工する。
 京丹後市の間人地区で織物工場として長年操業してきた旧中健織物工場群跡地と周辺地域に点在する住宅跡地(空き家)10棟等を改装し、丹後地方の織物文化をテーマとした文化観光拠点として整備する計画。
 TAIZAプロジェクトでは「間人の織物工場や空き家を改修し、日本遺産『300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊』を次世代へつなぐ場所をつくる。この場所は新しい職人たちを刺激し、彼らが働き暮らす空間であると同時に、間人の人々と触れ合い、この土地の暮らしを体験できる空間へと生まれ変わる」とのミッションを掲げた。
 ミッション実行などのための組織として、〈再興〉を意味するREVIVEを設立、事業に取り組む。
 譲り受けた空き家は、改修工事を実施したうえで、地域分散型ホテルとして活用。それぞれの宿泊棟では、伝統的な建物の良さを継承しつつ、テーマ性を持たせ、最新デザインと地元職人たちの工芸の技を使った装飾を施し、滞在者に地域に没入する体験を提供する。
 「中健織物」の工場として利用されている建物群は、段階的に改修を行い、展示イベントスペースやコミュニティスペース、レストラン、物販店舗として活用する予定。レストランでは、地元の海産物や有機野菜、地酒などを用いた創作和食を提供する。
 主な施設配置はイメージ図の通り(@分散型ホテルAレセプション、ギャラリー、レストランBイベント・コミュニティスペースC展示イベントスペースD移住者・見習い職人の試住スペース、アーティストインレジデンス、ルーフトップバーE工房、ワークショップスペース)。
 工事期間は令和10年3月までで、同年春の開業を予定。
 総工費は約18億円を見込む。
 プロジェクトは、経済産業省・中小企業庁・中小企業基盤整備機構の認定する100億企業宣言並びに令和6年度補正予算中小企業成長加速化補助金(一次公募)の採択を受けている。
 建築設計・内装デザインはローバー都市建築事務所(京都市上京区・075−451−5777)。施工は大滝工務店(舞鶴市・0773−75−3241)。