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日本工業経済新聞社(埼玉)
2026/03/30

【埼玉】深谷市、グリーンパーク再整備の事業概要を公表

 深谷市は、北関東最大規模のレジャー集客施設「深谷グリーンパーク」(樫合763)の再整備について、事業概要を明らかにした。事業方式にDBOを採用。事業者に支払う対価の上限として設計・建設は63億円、維持管理・運営業務へ28億6000万円としている。4月をめどに募集要項および要求水準書を公表し、公募型プロポーザル方式により事業者選定を行う予定だ。
 公募の対象となる業務範囲は設計・建設(協議、各種許認可手続等)、運営業務(開業準備・利用料金の設定、協議・利用促進及び広報等)、維持管理(定期点検、保守管理、日常清掃、警備、計画的な保全および修繕等)。なお、施設の運営・維持管理は、指定管理者制度(非公募)の適用を予定しており、事業者の募集選定と併せて必要な手続きを行うこととしている。
 設計・建設における事業期間は2030年度末まで。ただし、屋内施設およびその他の主要施設は29年夏ごろを供用開始目標とした。
運営・維持管理は、屋内施設の供用開始から42年3月31日を最長期間とする。期間終了後については今後、公表する募集要項などで定める。
 再整備のコンセプトは「いつまでも楽しい みんなの笑顔集まる 水とみどりのエスパシオ」。共通の方向性として、既存躯体を活用することを基本とし、劣化状況を踏まえた必要な安全水準を確保しながら、躯体および設備改修を適切に実施することとしている。また維持管理については、長期間にわたり安定的に供用できる施設とするため、維持管理が容易な仕様の設定を求めている。そのほか、将来の需要変動に対応可能な柔軟性を備えた施設構成を要求している。
 屋内施設は1階をレジャープール、2階は25mプールを配置。その他の屋内施設についてはプール機能の見直しを前提に、既存躯体およびその空間特性を活かしつつ、季節や利用ニーズに応じた柔軟な活用が可能となる構成とする。また、利用者が円滑かつ分かりやすく移動できる動線を確保するとともに、屋外施設との連携を踏まえ、各施設を有機的に繋ぐ動線を計画することとしている。
 敷地内の駐車場の再整備にあたっては、屋内外の各施設への動線を分かりやすく整理するとともに、対象敷地外の駐車場との関係にも配慮し、利用者が円滑に移動できる利用環境を形成することなどを求める。
 屋外施設は花壇、広場とし、その他は既存機能を踏まえつつ、回遊性および利便性の向上を図り、通年利用を促進する空間構成とする。特に花壇については、各施設を有機的につなぐ配置とし、来訪者の回遊性向上および滞在時間の延伸に資する構成とすることを望んでいる。
 現時点におけるスケジュールによると、4月に募集要項等(募集要項、要求水準書等)を公表、9月を提案書類の締切とし、10月にも優先交渉権者を決定する流れを見通す。
 深谷グリーンパークはRC造(一部S造)2階建て、敷地面積5万3817u、公園面積2万6300u、建築面積5960u、延べ床面積7700uの規模。1996年6月に供用を開始している。

提供:埼玉建設新聞