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建通新聞社(中部)
2026/03/30

【愛知】県 ペロブスカイト実証Fに「みなとアクルス」など選定

 あいちペロブスカイト太陽電池推進協議会(事務局・愛知県環境局)は、ペロブスカイト太陽電池(PSC)の実証フィールドを愛知県内市町村・企業などから募集した結果、みなとアクルス(名古屋市港区)など9施設を選定した。今後、同協議会が各施設へPSCパネルを提供し、7月から2027年2月ごろまでに順次、実証を開始する。
 実証期間は2〜3年程度を予定しており、その間に発電量や発電効率、経年変化などを検証する。規模は1施設当たり約1㌗。
 対象施設は以下の通り。▽施設名(所在地)[申請者]―設置箇所。
 ▽みなとアクルス(名古屋市港区)[東邦ガス]―エネルギーセンターの壁▽トーエネック教育センター(名古屋市南区)[トーエネック]―構造物の曲面屋根など▽名古屋高速道路吹上西料金所(名古屋市千種区)[名古屋高速道路公社]―料金所の壁▽日東工業瀬戸工場(瀬戸市)[日東工業]―受電設備の天板・扉面▽知多半島道路大府PA下り(大府市)[前田建設工業]―道路の遮音壁▽名古屋鉄道神宮前駅(名古屋市熱田区)[名鉄EIエンジニア]―鉄道ホームの屋根▽ウィングアリーナ刈谷(刈谷市)[刈谷市]―体育施設の屋根▽鞍ケ池公園(豊田市)[豊田市]―公園施設の屋上柵▽城山保育園(みよし市)[みよし市]―倉庫の木質壁
 PSCは、ペロブスカイト結晶構造を持つ材料を用いた太陽電池。従来のシリコン型太陽電池に比べて軽量で柔軟性に優れているため、シリコン型と異なり建物の壁面などに活用でき、発電量の増加が期待されている。同協議会としては、今回の実証によって、PSCの導入モデルケース確立や普及に向けた広報につなげたい考えだ。
提供:建通新聞社