岡山市と岡山県建設業協会岡山市5支部(岡山東、岡山西、西大寺、和気、建部)は3月26日、「消防活動の協力に関する協定書締結式」を市庁舎消防局長室で開いた。協定に基づき多発・激甚化する自然災害などへの対応強化をはじめ、24時間の支援体制や訓練を通じた平時の官民連携に市と5支部で取り組む。今回の協定では市消防局の全管轄区域で発生した全ての災害を対象に、同局のみでは十分な消防活動を実施することが困難であると認めた場合、災害の規模に関係なく5支部に協力の要請が可能になる。
締結式では市消防局の上田匡局長、岡山建協の蜂谷泰祐岡山西支部長と荒木雷太岡山東支部長、木村基樹西大寺支部長、藤田享広和気支部長、浦上和己建部支部長が一堂に会し、「市民の命と財産、そして安全と安心を守る」という思いを一つに市と5支部間で協定書を取り交わした=写真。 5支部はこれから、消火・救助活動の支障となる堆積物や障害物の除去をはじめ危険要因となる構造物などの除去、特殊な知識や技能を持った人材と保有資機材などの支援、平時の災害を想定した訓練への参加と支援などに注力していく。
締結後に上田局長は、消防局の力では対応できない規模の火災を含め「発災時には高い技術力と機動力を持つ5支部と強固なタッグで臨み、平時には共に官民連携を深めていきたい」と協定締結に深く感謝した。
5支部長を代表し蜂谷支部長は「災害、火災時の早急な措置で人命を救えることは最も大切な社会貢献」と抱負を述べた。また、岡山建協の会長を務める荒木支部長は、火災から市民を守る消防局の取り組みについて、「地域の社会インフラを整備、維持保全する建設業を支える人々の思いと同じと感じた」と協定締結のきっかけを振り返った。
提供:建通新聞社