湯沢市企画課は3月31日、解体する湯沢生涯学習センター、湯沢勤労青少年ホーム、旧適応指導教室の跡地利活用に関する平面計画図(3月時点)を公表した。解体跡地(約5,000u)に多目的広場エリア、子育てエリアなどを配置する計画。今年度は建物の解体設計などを4月以降、順次公告。解体工事には9年度早期、跡地整備には同年度中に着工し、10年度中の完了を目指す。跡地整備は広場造成などの土木工事、多目的ガレージ等建設などの建築工事を予定しており、発注件数を検討中。
同市では、4年度に策定した「湯沢駅周辺複合施設整備基本計画」に基づき、図書館や子育て機能、研修室、多目的ルームが一体となった湯沢市複合公共施設「Yuinas(ゆいなす)」の整備事業がDBO方式で進められている(11月22日オープン予定)。複合施設には、湯沢生涯学習センター(昭和46年建設RC2F1,338u)、湯沢勤労青少年ホーム(昭和43年建設RC2F1,115u)の機能を移転させる。
中心市街地の回遊性向上によるにぎわい創出を図るため、機能移転する湯沢生涯学習センター、湯沢勤労青少年ホーム、旧適応指導教室(昭和61年建設W2F127u)を解体し、跡地(敷地面積約5,000u)に多目的広場エリア(ステージ、芝生、噴水等)、子育てエリア(インクルーシブ遊具)、車路兼イベントエリアなどを整備する。多目的ガレージ(10台規模)やイベント用バックヤード、男子用・女子用・多目的トイレなども設置する予定。
跡地整備の事業費は、当初予算で実施設計費5,442万1,000円、地質調査費704万円を確保。実施設計は基本設計をまとめたオオバと随意契約または一般競争での公告を検討中。随契の場合は5月中の委託、一般競争の場合は今月下旬または5月上旬の公告を見込んでいる。地質調査は今月または5月に別途、公告する予定。
既存3施設の解体(所管:教育委員会生涯学習課)については、当初予算でアスベスト調査費354万5,000円、設計費458万6,000円をそれぞれ確保。アスベスト調査を今月、設計を5月または6月に公告する見通し。工事費は同課が9年度当初予算案に計上し、早期発注を目指す。
跡地整備の工事は3施設の解体後、9・10年度に実施する見通し。広場造成などの土木工事、多目的ガレージ・トイレの建設などの建築工事について、それぞれ分割しての発注を検討しているほか、子育てエリアのインクルーシブ遊具設置も別途発注を想定している。
多目的広場のサブエリア(約1,000u)として、跡地の東側隣接にある中央公園を改修。跡地との一体的な活用やイベント等での使用を見込んでいる。今年度は公園内にある入口広場、トイレ、野外ステージ等について、改修や解体などの方向性を庁内で検討。結果を踏まえ今年度または9年度に設計を実施し、10年度の着工を目指す。
提供:秋田建設工業新聞社