北陸電力は3月26日、二酸化炭素(CO2)の排出ゼロに向ける「カーボンフリー」な新しい電気事業を発表した。
4月1日から稼働する新「鯖江クリーンセンターごみ焼却施設」由来の環境価値を活用し、2050年のカーボンニュートラル実現に貢献する方針。
この新事業は北電、鯖江市、越前町、同センターを運営する鯖江広域衛生施設組合の4者が連携。発表の授与式は、鯖江市役所で行い、北電理事の山口和弘丹南支店長から、佐々木勝久鯖江市長と、高田浩樹越前町長に対し証明書を手渡しした。
新センターは、2市町の家庭などから収集したごみを処理して発電し(計画値年間16・8ギガワット時)、併設の西番スポーツセンターとともに自家消費する。そこで余剰となる電力の8・5ギガワットを有効活用し、北電がカーボンフリー電気として買い取り、2市町の庁舎や小学校、公民館など計34施設に送電する。
CO2の削減効果は年間およそ4900トン(3900世帯に供給相当)を見込む。
式上、各代表が挨拶。「地域の環境意識の向上や、持続可能な社会づくりに貢献し、脱炭素の実現に取り組んでいきたい」などと強調した。