富山県土木部都市計画課は、富山高岡広域都市計画区域マスタープランの見直し案を取りまとめた。14日から3会場で住民説明会を開くほか、30日まで意見を募集する。秋ごろの都市計画決定を目指す。
富山市(富山南除く)、高岡市(福岡除く)、射水市全域をエリアとする現行プランは14年8月に策定。社会経済情勢などの変化に的確に対応するため見直しを進めてきた。第1章に県内共通的事項として都市計画の方針を位置づけ、第2章に富山高岡広域区域に関する事項を記載している。
都市計画の基本理念に「活力と魅力あふれる 環日本海・アジア地域の交流拠点都市」を設定。地域ごとの市街地像は、富山市が「人・まち・自然が調和する活力都市とやま」、高岡市が「豊かな自然と歴史・文化につつまれ 人と人がつながる市民創造都市高岡」、射水市が「居住・産業・レクリエーションと自然が調和する暮らしやすさと活力に満ちたまち」。基本理念・将来像は2041年、都市施設の整備などは31年を目標年次とする。都市計画区域面積は約4万8059ヘクタール。区域区分を定め、うち市街化区域面積が約1万3939ヘクタール。
主要な施設の整備目標として、▽道路35路線▽都市高速鉄道(富山地方鉄道本線)▽通路(富山駅東西自由通路1号線)▽流域下水道(神通川左岸、小矢部川)▽公共下水道(富山、高岡、射水)▽市街地再開発(中央通りD北、桜木町、西町北・総曲輪)、土地区画整理(富山駅周辺、戸出東部、放生津町)▽総合公園(城址、稲荷、呉羽山、牧野河川)▽地区公園(山室二区、水橋西)−などを盛り込んだ。
今後は、関係機関との調整を経て都市計画案を作成し、法定縦覧、県都市計画審議会を経て、決定・告示される。