京都府は、京都市左京区の「きょうと留学生オリエンテーションセンターみずき寮」について、民間事業者による建替え・運営に向け、プロポーザル方式で事業者を公募する。
みずき寮(平成26年設置)を巡っては、全庁的な府有資産のあり方を検討する中で施設を廃止した上で、民間活用も含めた活用の方向性を検討することを令和7年9月議会で報告。
各大学の留学生宿舎が増加するとともに、民間の住環境整備も進んでいること、将来的に必要となる大規模改修の費用対効果や、また令和6年度包括外部監査において「事業効果は限定的であり、事業の廃止を含めて検討すべき」とする報告を踏まえ、みずき寮は府営留学生寮としての事業を令和8年9月末で廃止することとした。
みずき寮(京都市左京区吉田近衛町26−88の敷地1209・92u(第一種中高層住居専用地域(建ぺい率60%、容積率200%)、高度規制は15m第1種高度地区)/RC造3階建、延1506・60u(建物面積582・10u)/昭和53年3月築)について、民間資金やノウハウによる府有資産の利活用により、留学生施策を推進するため、事業要件等を定めた上で、当該物件のうち土地を事業者へ貸し付けるとともに、建物を事業者に譲与する。
事業要件は、借地借家法第22条に規定する借地権(一般定期借地権)により、その存続期間(50年間)において、次に掲げる事項をいずれも満たす事業を対象とする(▽事業内容…府と連携・協力し、府有資産を活用して、留学生が京都で学び、交流を深め、安心・安全な生活を送るための留学生宿舎を整備・運営すること▽施設整備…事業者において譲与建物等を解体・撤去した上で、新たに留学生宿舎として適切な建物を建設すること。府有資産を計画的に活用するため、解体・撤去の着手期限は譲与契約締結の日から10年以内とする。また計画及び施工にあたっては、周辺環境への配慮、安全性、景観への調和を考慮すること▽用途…土地及び建物の用途は留学生宿舎とする▽運営…留学生に対し、安定した入居管理・生活支援を実施する運営体制を構築すること▽地域との連携…特に建物等の撤去及び新設に際しては、地元自治会等と事前に協議を行い、地域への配慮事項を確認すること。また地域との調和を意識した施設運営を行うこと等)。
プロポの主な資格要件は、▽府と民間とが相互に人的、物的、知的資源を活用し、活気と創造性にあふれる京都を目指し、連携・協力して、留学生受入拡大に取り組み、留学生にとって魅力ある地域づくりを進めることにより、地域の国際化を推進するとの趣旨に賛同する者であり、かつ、法人格を有する団体であること▽当該物件における事業の主体となり、借地契約及び譲与契約を締結する者であること等。
貸付期間は50年間。最低年額貸付料は1118万4000円。
現地見学会は4月9日に行う(要参加申込)。参加申込書等の提出は4月27日まで。選定結果の通知は5月下旬頃を予定。
担当は京都府知事直轄組織国際課(рO75−414−4312)。