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秋田建設工業新聞社
2026/04/02

【秋田】秋田駅西地区幹線のシールド工を11月頃公告/3社構成JV想定、1月頃契約へ

 秋田市上下水道局下水道整備課は、秋田駅西地区で行う雨水幹線新設に関し、シールド工を早ければ11月頃に公告。1月頃の契約を目指す。下水道計画上の幹線名を採用し、「公共下水道旭川東幹線築造工事」の件名で公告される見通し。大規模工事のため、参加要件は一般土木A級による3社構成のJVになるとみられ、シールド工法による大口径管の施工実績などが付される予定。敷設延長は2,115.6m、内径は2,600mmで、11年度末までかけて施工する。

 計画は、中通・南通・楢山地区における既設管の排水能力を補完するため、既設合流管の地下部に一時的な貯留機能(約12,000㎥)を備えた雨水幹線(増補管)を敷設するもの。本線の延長2,115.6m(φ2,600)をシールド工法で敷設。既設管の下部に新設管を敷設し、両管の間にマンホールを設置。既設管で処理できなかった雨水を、マンホールを介して新設管に落とす。枝線は推進工法により合計延長1,171.5m(φ500〜1,350)を敷設する。

 11月に公告予定のシールド工では、中通三丁目街区公園(通称:たまご公園)に発進立坑を掘削し、中通総合病院付近(南通)などを経由して川口汚水中継ポンプ場付近(楢山)に設置する到着立坑まで、管渠を敷設する。発進・到達立坑は後に特殊マンホールになる。

 最下流部の楢山登町では、到達立坑の特殊マンホール部に揚水ポンプを設置。管に溜めた雨水をポンプアップし、新設する接続管から新たに設置するコンクリート製の吐口を経て晴天時に旭川へ吐出する。吐出部では護岸工(護岸復旧)も合わせて行う。

 当初予算では4カ年継続費90億円(8年度0円、9年度13億円、10年度27億円、11年度50億円)を設定。今年度に発注するシールド部、9年度頃の発注を見込む推進工(枝線)、10年度頃に発注する揚水ポンプ(機械設備・電気設備)、コンクリートの吐口、雨水吐出部の護岸工に充てる。

 同事業は、5年7月の豪雨による大規模な浸水被害に対応するため、国、県、市の関係者が協働して集中的な対策を行う「水災害対策プロジェクト」にも位置づけられている。なお、管渠やポンプの設計は日水コンが担当している。

提供/秋田建設工業新聞