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建通新聞社(神奈川)
2026/04/02

【神奈川】工事の総合評価方式 女性技術者配置で加点

 神奈川県県土整備局は、工事の総合評価方式の評価項目に「女性技術者の活躍」を加える。主任技術者などとして女性技術者を配置する場合、1点を加点する。この他、工事の配置予定技術者の継続教育(CPD)についてはこれまで年5単位以上の実績で評価していたが、各証明(認定)機関の推奨単位を持つ技術者を評価するよう見直す。総合評価に関するガイドラインを改定し、4月1日以降に公告する案件から適用を始めた。
 他産業と比較して女性の就業割合が低いこと、担い手不足の解消などの観点から女性技術者の活躍を評価項目に追加する。主任技術者、監理技術者または特例監理技術者について、入札参加者が提出する技術資料に記載した女性技術者を配置することを条件に1点を加える。
 病気やけがなどやむを得ない事情がある場合は別の女性技術者に変更することができるが、変更後の技術者が女性でない場合には工事成績評定点を減点する。
 併せて、継続教育(CPD)に関する評価基準も見直す。工事ではこれまで配置予定技術者が年5単位以上の実績を有する場合に評価していたが、4月1日以降は工事系委託と同様、証明(認定)機関の推奨単位以上を有している場合に0・5点を加点する。

 〜4月1日に各種要領・指針など改定〜

 県土整備局は4月1日以降発注の工事から、ICT活用工事への試行要領など各種要領を改定し、適用した。
 ICT活用工事はこれまで工事を発注する事務所などが選定した案件の中から受注者の希望があった工事を対象としていたが、土量5000立方b以上の土工は原則全ての工事を発注者指定型に変更する。土量1000立方b以上5000立方b以上の土工は、発注者が試行対象を指定せずに、受注者の希望で導入できるようにする。
 CCUS(建設キャリアアップシステム)の活用については、工事成績評定点に反映することとする。受注者が希望した工事で、平均登録事業者率、平均登録技能者率、平均就業履歴蓄積率の目標基準を達成した場合に1点加点する。当面の間は、登録技能者の就業履歴情報が30日以上蓄積されると見込まれる工事が対象となる。
 受注者間の1週間のルールを定めるウィークリースタンスについては、工事系委託に加えて工事も対象に加える。発注者が受注者からの質問に対して当日に回答する「ワンデーレスポンス」など四つの取り組みの中から、受発注者間で調整した上で実施する内容を決める。災害など緊急を要する案件は除き、天候などにより進捗が左右されない全ての案件を対象とする。

提供:建通新聞