志木市はECI方式で実施する新複合施設建設工事について、技術協力業務受託者の最優秀候補を鹿島建設関東支店(さいたま市)とした。実施設計の修正を技術協力業務という形で委託し、合意に至れば施工に関する契約も締結する流れ。工事契約は2027年度早期の締結を目指す。
本町1−11−50の敷地7299uを充て、市民会館・体育館の複合施設を建てる。当初設計での施設規模は、RC造一部S造地下1階地上3階建て、延べ床面積1万2710uを想定していた。
過去に一般競争入札で発注したものの、参加者が「設備工事の繁忙度が高く、下請け企業の確保が難しい」との理由で辞退を表明。実施設計の修正と工事までを一括委託するECI方式に転換する運びとなった。
技術協力業務委託者はプロポーザル方式により選定。1者が参加しており、総合評定点で86・4点を獲得したことで最低点(65点)を十分に上回ったため、最優秀候補に選定した格好となる。
審査講評によれば、最優秀提案者の評価点として多数のECI実績があり、提案時に体制の骨格や役割分担が明確だった点が挙がった。コスト管理の面でも具体的な運用方法が示され、工事請負契約予定時点までの工事費変動を予測して共有するなどコストの「見える化」に関する提案も具体的だったとしている。地域貢献や安全への配慮でも高評価を獲得した。
提供:埼玉建設新聞