新田八朗富山県知事は3日の記者会見で、高岡テクノドーム別館(仮称)の基本設計が完了したことを受け、「2026年度は実施設計を進める。27年度前半に本体着工し、28年度中の完成、開館を目指す」との見通しを示した。
建設規模は、S造平屋建て約3380平方メートル。高岡市二塚地内の駐車場北側部分に建設し、展示ホール約1000平方メートル、会議室、事務室、バックスペースなどを配置する。展示ホールは可動式間仕切りにより3分割でき、ホワイエにはマルチブースを設ける。
基本設計は創建築事務所が担当。
今後、運営手法の検討を進め、年度内に結論を得る。27年度は設置管理条例を制定し、運営者を選定する。
新田知事は、整備の基本的な方針について、「県西部の産業・地域の活性化に資する拠点として整備し、産業展示やコンベンションなどの利便性を重視。意匠面や構造の簡素化の工夫により、建設コストを抑えていく」と説明。設計コンセプトには、▽多機能型の展示空間▽にぎわい交流の拠点▽ものづくりのショーケース(地場産材の活用)−を挙げた。
本館は1991年2月に竣工し、規模がRC造2階建て延べ7080平方メートル。魅力向上、別館との相乗効果発揮に向けた機能の充実や大規模修繕を検討する。